【福岡】前寛之が新型コロナ陽性、神奈川の医療施設で治療
写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
8日のホームでの甲府戦は開催予定。
アビスパ福岡は8月3日、MF前寛之に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたと発表した。
8月2日にJリーグ公式検査の結果、陽性の可能性が非常に高いと判定され、3日に保健所の指導のもとPCR検査を受けて確認された。
クラブは3日に関係者45人を対象にPCR検査を実施。検査結果については、判明次第公表させる。
■前の経過および症状
7月27日(月)
体温36.7℃
クラブ独自のPCR検査を受ける(陰性)
チームトレーニング参加
7月28日(火)
体温36.6℃
チームトレーニング参加
7月29日(水)
体温36.7℃
ベスト電器スタジアムで公式戦出場
7月30日(木)
体温36.4℃
チームトレーニング参加
7月31日(金)
体温36.5℃、
Jリーグ公式検査を受ける
チームトレーニング参加
8月1日(土)
体温36.5℃
チームトレーニング参加
チームバス、飛行機にて大宮へ移動
8月2日(日)
体温36.2℃
新型コロナウイルス陽性の可能性が非常に高いとの連絡を受け、ドクター管理の下、チームバスとは別車両にて、受入れ先の神奈川県内の医療施設へ移送
8月3日(月)
神奈川県内の医療施設にてPCR検査を受け、17時30分頃に陽性判定
前は現在無症状だが、今後も医療施設にて経過観察となる見込み。
直近2週間の行動履歴は、練習以外、自治体等から発せられる懸念先への行動はなかった。感染経路は不明。7月27日にクラブスタッフの感染が判明した際に実施したPCR検査でも陽性反応はなく、体調管理システムと練習前や試合日に行っている検温でも、目立った異常はなかった。
■今後の対応について
・選手、チーム関係者のPCR検査の結果は8月4日(火)夕方以降判明する予定。
・現在、新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等を訴える選手、スタッフはいない。今後のチームトレーニングについては、PCR検査の結果が分かり次第決定し、管轄保健所の指導のもと施設の消毒、選手スタッフの体調管理など改めて万全の対策を講じた上で行う。
・今週末8月8日(土)のベスト電器スタジアムで開催のJ2・10節のヴァンフォーレ甲府戦(19:00キックオフ)は、実施する予定で準備を進めている。
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[文:サカノワ編集グループ]