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徳島対長崎戦は「予定通り開催決定」。再検査の対象者と濃厚接触疑いの者は自宅待機に

徳島のリカルド・ロドリゲス監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

判定不能だった一人の再検査結果は試合前後に判明。上位対決、試練の一戦に。

 J2リーグの徳島ヴォルティスは8月8日、同日19時から鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで開催予定の10節V・ファーレン長崎戦について、予定通り開催することが決定したと発表した。新型コロナウイルスの検査判定を受けて、Jリーグ、徳島、長崎の三者で試合開催について協議を行ってきた。

 徳島は選手1人が新型コロナウイルスに感染したことを受けて、6日、クラブ独自にトップチームの選手・スタッフ49人を対象にPCR検査を実施した。7日に検査結果が分かり、陽性反応が確認された選手と濃厚接触者と判断されていた2人は「陰性」と判定された。 また、その他の選手・スタッフのうち1人が、検体不足などの理由で判定不能になり、再検査の対象となった。

 その1人の再検査結果は8日の長崎戦の開始時刻前後に判明する可能性が高く、再検査の対象者とその濃厚接触が疑われる者については、大事をとって自宅待機の措置を取ることとなった。 また陽性反応が確認された選手は病院で経過観察を行い、その濃厚接触者2人については自宅待機としている。

 こうした対応を取り、Jリーグ、徳島、長崎による協議の末、試合を予定どおり開催することが決まった。

 今季は降格はなく、昇格プレーオフも実施されないが、J2の上位2チームには自動昇格の権利が与えられる。しかも、今回は重要な上位対決。昨季昇格プレーオフ決勝で涙を飲んでいる徳島にとっては、試練の一戦となる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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