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鳥栖の金明輝監督が新型コロナに感染。濃厚接触者のスタッフ3人も隔離、今後どのような体制に?

鳥栖の金明輝監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

Jクラブの指揮官初、12日の広島戦から不在。

 J1リーグのサガン鳥栖は8月11日、金明輝監督に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたと発表した。濃厚接触者のスタッフ3人も隔離された。クラブからの詳しい公式アナウンスはまだされていないが、今後のトレーニングをはじめ、12日のルヴァンカップ・グループステージ3節のサンフレッチェ広島戦(19:00/エディオンスタジアム広島)から指揮官不在で戦うことを余儀なくされる。どのような体制で臨むのかなど、クラブからこのあと説明される予定だ。

 クラブが発表した金明輝監督の経過と症状は次の通り。

・8月8日(土)
朝の体温36.3℃
昼体調不良
※発熱および咳、味覚・嗅覚障害などの症状はなし

・8月9日(日)
朝の体温36.4℃
倦怠感があり、夜に発熱38.0℃

・8月10日(月)
朝の体温36.4℃
倦怠感があり、佐賀県内の病院にてPCR検査を実施
15:00にPCR検査の陽性判定が確認された

 12日午後12時現在、金監督以外にトップチームの選手、スタッフで新型コロナウイルス感染症や風邪の症状などを呈している者はいない。金監督は平熱(36.3℃)に戻っているものの、佐賀県内の病院に入院して体調回復に努めている。

 クラブとしては保健所の指導のもとに認定された、スタッフ3人の濃厚接触者の隔離、クラブハウスの消毒などに努める。選手には濃厚接触者はいないものの、念のため、トップチームの選手とクラブスタッフ、アカデミースタッフ全員にPCR検査を実施している。

 鳥栖は「これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策をさらに強化し、選手、スタッフ、関係者全員に再度周知、徹底をはかってまいります」とコメントをしている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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