【G大阪1-3浦和】遠藤保仁が語った敗因と課題「ミス恐れずトライを」

G大阪の遠藤保仁(撮影は2019年12月)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

後半開始から投入、久々に4-4-2のボランチでプレー。

[J1 11節] G大阪 1-3 浦和 /2020年8月19日/パナソニックスタジアム吹田

 J1リーグ11節、G大阪は浦和レッズに1-3で敗れ、1試合消化が少ないなかで暫定3位から6位に順位を落とした。後半開始からピッチに立ったG大阪の元日本代表MF遠藤保仁が試合後の取材に応じ、この敗因を分析し課題を摘出した。

 まず前半、ピッチの外から見ていた40歳の司令塔は、次のように感じていたという。

「(後半開始から)リードされていたので、フォーメーションを変更して、ビルドアップの面でのやり方は変わりませんでしたが、相手のエリアに入った時にもう少しアイデアがほしいと思いました。相手のバイタルエリアでボールを触る回数を増やせれば、守備ラインは崩れると思っていました」

 ホームチームはハーフタイムを挟んで3バックから4バックに変更。4-4-2のボランチに入った遠藤は、相手の嫌がるプレーを増やしていきたいと考えた。

「もともとは4バックのチームで、僕自身は違和感なくやれました。ここ最近はずっと3バックだったので、いきなり4バックにする難しさはあったかもしれません。(心掛けたのは?)まずシンプルにプレーしながら、相手の嫌なところへボールを運んでいければいいかなと思っていました」

 最近のG大阪はオープンな展開に持ち込めば勝機が広がっていた。ただこの日の浦和には、序盤は前からプレスを掛けられ、終盤はゴール前を固められ、チーム内のやり方が徹底されていたため、G大阪の狙っていたような展開に持ち込ませてもらえなかった。

「しっかりボールを握り、選手のアイデアを出すところがまだ足りない。自分たちは何をしたいのか、もう少し示せないと、今日みたいなゲームは難しいと思う。コミュニケーションを取りながら、ミスをしてもいいので、どんどんトライしていかないといけないと思います」

 危険なエリアで人数をかけながら、創造性溢れる攻撃を展開する。それがなかなかできずにいるもどかしさを、遠藤は感じていた。

「今日に限らず、相手のペナルティエリアの近くで、もっとアイデアを出して、スルーパスやボールキープからのゴールが今年まだあまりないので、そういったプレーが増えれば、相手も嫌がると思います。味方もよりフリーになる可能性もあります。その部分では、中から攻撃していく部分を増やさないといけないと思います」

 遠藤は冷静に試合を振り返り、そのように課題を口にしていた。

 次節は23日、G大阪はアウェーで鹿島アントラーズ、浦和はホームでヴィッセル神戸と対戦する。

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[取材・文:塚越始]

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