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鳥栖の金明輝監督が退院「不安の中、温かい言葉に何度も救われました」。活動再開日は未定

鳥栖の金明輝監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

当面は活動自粛、Jリーグや行政など各機関と調整。

 J1リーグのサガン鳥栖は8月19日、新型コロナウイルス感染症で11日から入院していた金明輝監督が退院したと発表した。退院後も活動自粛の上、Jリーグ、佐賀県、保健所、厚生労働省クラスター対策班の指導のもと、活動再開などの日程は決まり次第、改めて発表される。

 金監督は次のようにコメントしている。

「医療従事者の方々に支えられ、本日、無事に退院することができました。心より感謝申し上げます。多くの方々にご心配とご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。

 私のために大変な苦労をおかけしたJリーグ、共に戦っているJリーグ全てのクラブ、そしてフットボールを愛する皆様に深くお詫び申し上げます。

 この入院中、不安に思うことがある中で、家族、友人、応援してくださるサポーターの温かい言葉に何度も救われました。

 本当にありがとうございます。感謝の気持ちを忘れず、新型コロナウイルス感染症対策の意識をより一層強めてまいります」

 金監督は8月10日に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認された。その後、選手6人をはじめ、クラブから計11人の感染が判明。行政からも一つの場所から5人以上が感染する集団感染、いわゆるクラスターだと認定されていた。

 クラブは感染拡大防止のため、25日までの活動自粛を発表。Jリーグは、鳥栖が予定していたルヴァンカップ・グループステージのサンフレッチェ広島戦の中止、リーグ戦のガンバ大阪、ベガルタ仙台、北海道コンサドーレ札幌戦の計3試合の中止・延期(期日未定)を発表している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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