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退団噂のメッシがイニエスタの「足跡を辿る」。母国では“ヴィッセル神戸”に言及

リオネル・メッシ(左)とアンドレス・イニエスタ(右)。(C)SAKANOWA

16シーズンプレーしたバルセロナを去るのか。「欧州以外」であればJリーグも選択肢に!?

 スペインメディア『アス』『マルカ』などが8月25日、一斉にスペイン1部リーグのバルセロナFCに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが退団すると報じ、その衝撃の情報が全世界を駆け巡った。

『マルカ』は「メッシがバルセロナを去る。カタルーニャのクラブに内容証明を送信した」とレポート。メッシには7億ユーロ(約880億円)という天文学的な違約金(移籍金)が設定されている一方、メッシ自身から契約解除を申し出せる条項が付帯していると言われる。本来その条項を活用するためには、6月10日までにクラブに退団する旨の意向を伝えなければいけなかった。

 しかし今年、新型コロナウイルスの影響で日程がイレギュラーになったため、その条項はまだ効果があると判断。メッシサイドの弁護士が書面を作成してクラブに送った。つまり裁判になる場合も想定し、メッシ側はこれで事実上フリートランスファーになり、“バルセロナに戻ることはない”という意思表示をしたということだ。

 メッシの母国であるアルゼンチンのメディア『パギナ12』は、「2年前にバルセロナを退団して日本のヴィッセル神戸に行った、伝説の8番、アンドレス・イニエスタの足跡を追おうとしている」と伝える。イニエスタの場合も、欧州内の主要リーグのチームに移籍する場合は多額の違約金が必要だったが、それ以外のリーグでプレーする場合にはフリートランスファーになれるという条項の内容だったと言われる。

 ただし今回、メッシの移籍先の有力候補としては、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ、セリエAのインテル・ミラノを挙げている。そこでは神戸には触れられていない。

 下部組織を含めると2001年から、トップチームでは16年間にわたってプレーしてきた史上最高のアタッカーである。33歳のアルゼンチン代表FWが新天地も、イニエスタを“追って”日本を選ぶことはないのだろうか――。

注目記事:神戸移籍は!?メッシがバルセロナに退団の意向を内容証明で伝える

[文:サカノワ編集グループ]

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