『OneTokyo』名称変更へ。本田圭佑「しっかり反省、さらに成長します」
本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
同名称の商標権を持つ東京マラソン財団と協議した末に。
元日本代表MF本田圭佑が発起人となって東京都4部リーグで活動を開始した新チーム『One Tokyo』がこのほど、名称を変更すると発表した。この決定を受けて本田が自身のSNSのツイッター(@kskgroup2017 )で“謝罪”し、チームとともにさらなる成長を遂げることを誓っている。
「One Tokyo」は9月15日、同名称の商標権を保有する東京マラソン財団をはじめ関係機関と協議をすすめた結果、「名称を変更するという結論に至りました」と発表した。すると本田はツイッターで、「リアルサカつくONETOKYO の名称を変更します!新しい名前からサッカークラブを一緒に作りたいという方を募集しています」と伝えた。新名称はクラブ会員の中で決定するという。
さらに本田は9月19日、この件について次のように改めてツイートした。
「OneTokyo の商標の件、良い経験をさせてもらいました。しっかり反省して更に成長できるように学んでいきます!」
本田にしては珍しく「しっかり反省」と受け止めている。ただ、この経験も、むしろ前向きに捉えているようでもある。
タレントの武井壮氏が監督、乙武洋匡氏がゼネラルマネジャーを務めるチームはこれまで東京都4部リーグで2連勝を収めている(試合は無観客で開催されている)。将来のJリーグ昇格を目指すなか、この出来事も過程の一つとも捉えられる。
一方、本田自身はブラジル1部リーグのボタフォゴFRで、これまで公式戦13試合に出場している。『トランスファーマーケット』によると、契約は今年12月までとなっている。果たしてワールドカップ3大会連続ゴールを決めているレフティが、ボタフォゴと契約更新するのか、それとも新たな道を選ぶのか。その決断も、そろそろ注目を集める。
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[文:サカノワ編集グループ]