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DV選手解雇の仙台、シュート1本完敗。14試合勝利なし「簡単に打開できる問題ではない」と木山監督

仙台の木山隆之監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

名古屋に0-1、自力での最下位脱出ならず。

[J1 24節] 名古屋1-0仙台/2020年10月24日/パロマ瑞穂スタジアム

 週刊誌報道でドメスティックバイオレンス(DV)の仔細な事実が明らかになり選手との契約解除に踏み切ったベガルタ仙台が、その騒動後、最初の公式戦に臨んだ。しかしアウェーでの名古屋グランパス戦は、シュートわずか1本、枠内シュートゼロという厳しい内容で0-1の敗戦を喫した。

 仙台はこれでリーグ14試合勝ち星なし。4試合連続ノーゴール。他チームの結果にはよるものの、自力での最下位脱出はならなかった。

 木山隆之監督は試合後のオンラインによる記者会見で、「日程的に我々のほうが少し有利な面があったと思うので、それを出せるようにという思いで試合に入りました。前半名古屋さんに攻められる時間が長く、全員でしっかり耐え、試合を拮抗できたことは良かったと思います。そのなかで勝機を見出したいところでしたが、後半、もう少し勝負をかけたかったものの、先に失点してしまい、そのあとなかなかゴールに近づくことができなかった。そういう印象です」と敗戦を受け止めた。

 シュートは長沢駿の枠外へのヘディングシュート1本のみに。指揮官はその攻撃面について、次のように語った。

「守備をするところからスタートして、なかなかいい形でボールを取ることも少なく、何回か取れた時にも2トップにボールを入れることすらままならなかった。そういう形で、なかなか難しかったと思います。少し相手が守りに比重を置いてからは、ある程度ボールを運べても、そこから打開できませんでした」

 そして打開策を問われた木山監督は、少し時間を置いて次のように語った。

「現状の中で、簡単に打開できる問題ではないのかもしれません。一つひとつ攻撃をする回数を増やすための前段階の質を上げることもそうですし、守備の強度を上げて、いい形でボールを取れる回数を増やすことも必要かもしれません」

 一向に悪循環から抜け出せずにいる。そして木山監督のそのコメントからは白旗を上げてしまっているようにも感じる。

 ピッチ内と外で起きていることは別の問題でもある(どこかでつながっているとも言えるが)。クラブは一体、何を目指しているのか? 仙台は這い上がることができるのだろうか。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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