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Jリーグが新潟に罰金300万円とけん責の処分。飲酒運転発覚の選手が6試合出場、リーグ全体の信用を損なう

Jリーグの村井満チェアマン(2020年3月2日撮影)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

外国籍選手が犯しがちな飲酒運転について、適切に防止するための指導、教育の措置を講じていなかった。

 Jリーグ(公益社団法人 日本プロサッカーリーグ )の村井満チェアマンは11月6日、裁定委員会に諮問し、飲酒運転が発覚しながらその事実をリーグに伝えず6試合出場を続けさせたアルビレックス新潟に対し、罰金300万円とけん責処分の懲罰を下した。

 Jリーグによると、「違反行為」にあたるのは次の点である。

(1)新潟のFWファビオが2020年9月17日、新潟市内で普通自動車を酒気帯び運転した。

(2)クラブはファビオが上記行為を警察官に現認されて検挙されたことを同日知ったにもかかわらず、同年10月14日までJリーグに報告しなかった。

 懲罰内容は罰金300万円とけん責。

 懲罰量定の参考とした事項は以下の点。

(1)新潟はファビオを含む外国籍選手に対し、各国ごとに法規制の実情が異なるため外国籍選手が犯しがちな飲酒運転について、これを適切に防止するために必要な指導、教育等の措置を講じていなかった。

(2)クラブはファビオが上記酒気帯び運転により検挙されたのを知った後、この情報を代表取締役社長、ゼネラルマネージャー及び監督の三者で共有するにとどめ、Jリーグに対して直ちに報告せず、10月12日、外部から通報を受けたJリーグからの確認を受けて初めて、14日にJリーグに報告するに至った。

 その結果、この間、クラブはJリーグによる是正の機会のないまま、独自の判断により、同選手をリーグ6試合に出場させ、ひいてはJリーグの信用を大きく損なった。

 株式会社アルビレックス新潟は11月6日に臨時取締役会を行い、代表取締役社長の異動を決議。是永大輔社長が退任、取締役常勤顧問兼アルビレックス新潟後援会副会長であり元社長の中野幸夫氏が復帰することを発表している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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