横浜FMが初のACL決勝T進出!ティーラトン無回転弾、エリキはオーバーヘッドクロスで仲川の得点アシスト。全北現代に4ゴール
横浜FMのティーラトン。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
マルコス、オナイウも決めた!! 仲川のケガが唯一の心配。
[ACL GS5節] 横浜FM 4-1 全北現代/2020年12月1日/アルジャノブ・スタジアム(カタール・ドーハ)
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)5節、J1リーグ昨季王者の横浜F・マリノスがティーラトンの強烈な左足の無回転弾による一撃を皮切りに、マルコス・ジュニオール、仲川輝人、オナイウ阿道(記録はオウンゴールか)が決めるなど、韓国Kリーグの全北現代モータースに4-1の勝利を収めた。横浜FMはクラブ初のACL決勝トーナメント進出を確定させた。
試合は横浜FMが両サイドを効果的に活用しながら主導権を握り試合を進める。迎えた17分、ギャップを突いてフリーのままボールを持ち運んだ左サイドバックのティーラトンが左足を振り抜く。すると無回転の弾道がゴールネットを揺らし、幸先よく先制に成功する。
さらに51分、横浜FMらしい連係からマルコス・ジュニオールが左足で決めて2点目。71分にはペナルティエリア内の左サイドからエリキがオーバーヘッドでクロスを放つ。これに反応した仲川がDFに競り勝って押し込み、3点目をもたらしてみせた。
さらに83分、天野純のクロスをオナイウ阿道が押し込み(記録はオウンゴールか)、大きな4点目をもたらした。
試合は4-1で、横浜FMが韓国の強豪に快勝! 唯一、ゴールを決めた際に相手と接触して膝を打撲したと見られる仲川の状態が気になるところ。その後、試合出場を続行させたが、すぐに前田大然と交代している。
横浜FMはグループHにて、4勝1敗の勝点12で暫定首位に立ち、決勝トーナメント進出を決めた。12月4日日本時間19時からはグループ最終節、同最下位のシドニーFCと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]