【ACL】イニエスタは間に合う?三浦監督が記者会見で明かす「明日については…」。10日準々決勝、神戸×水原三星戦!
ACLの上海上港戦、神戸のアンドレス・イニエスタが先制点を決める!(C)VISSEL KOBE
Jリーグ勢にプラス? ベスト8からVAR採用へ。
[ACL 準々決勝] 神戸 – 水原三星/2020年12月10日(日本時間23:00)/アル・ワクラ・スタジアム(カタール・ドーハ)
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の準々決勝、J1リーグのヴィッセル神戸対韓国Kリーグの水原三星ブルーウイングスの試合前日となった12月9日、神戸の三浦淳寛監督と古橋亨梧が公式記者会見に臨みベスト4進出に向けて抱負を語った。
カタールでの集中開催のなか、ACL初出場でベスト16の壁を突破した三浦監督は「1パーセントでも勝つ確率を上げる準備をする」と意気込みを示した。
「もちろん明日の試合は重要です。ノックアウトステージで負けたら終わりというなか、1パーセントでも勝てる確率を伸ばすため、チームでしっかり準備をしています。もちろんチームコンセプトは非常に重要ですが、選手のメンタリティ、気持ちのところで、相手選手をしっかり上回れるように、みんなでいい準備をしています」
また、質疑応答では前日の上海上港戦で負傷交代したアンドレス・イニエスタの状態についての質問が出た。
指揮官は次のように答えた。
「イニエスタについては、今日のトレーニングでメディカルスタッフを含め、体のコンディションのチェックをします。明日については現時点では分からない状況です」
そのように、どうやら重傷ではないようだが、本人と医療スタッフやトレーナーと話し合い、明日の試合出場の可否について判断するということだ。
そして準々決勝からはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入される。ラフプレーに泣いてきたJリーグ勢にとっては朗報かもしれない。とはいえベスト8(東地区の4強)まで来れば、どこもクオリティの高いチームばかりが揃う。
「非常に正確な判定が下され、すごくいい試合ができると思います。やはりVARがあることで、正しい判断に基づき試合が運ばれることは望ましいことだと思っています」
三浦監督はそのようにVAR採用を歓迎した。
そして古橋は、ゴールへの意欲を口にした。
「すごくいい相手ですし、何度も対戦しています。(勝敗は)五分五分なので、いい仕事をしたいと思っています。相手はフィジカル的に強く来るので、僕たちはパスサッカーでかわして、いいサッカーを見せたいです。日本の代表のクラブとして胸を張ってプレーし、個人的には得点を決めて勝利に貢献できるよう、積極的に仕掛けていきたいです」
そのように神戸の11番は力強く語った。ここで古橋の一撃が飛び出せば、タイトルへの道も開かれるはずだ。
神戸対水原三星の一戦は日本時間12月10日23時から行われる。
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[文:サカノワ編集グループ]