長崎が生んだ巨星。徳永悠平が現役引退「今後アジア・世界の舞台でV・ファーレン長崎が活躍することを、一人のサポーターとして楽しみにしています」
長崎の徳永悠平。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
15年間在籍したFC東京へ「悲願のJリーグ制覇を願っています」。
J2リーグのV・ファーレン長崎は12月18日、元日本代表DF徳永悠平(TOKUNAGA YUHEI)が今シーズンをもって現役引退すると発表した。12月20日に行われるJ2最終42節のツエーゲン金沢戦終了後のファン感謝デーで引退のあいさつ、12月22日にオンラインによる記者会見を予定している。
徳永は1983年9月25日生まれ、長崎県出身、37歳。180センチ・76キロ。これまでのキャリアは、国見少年SC ― 国見中 ― 国見高 ― 早稲田大 ― FC東京 ― 長崎(2018年加入)。
これまでの通算成績は、J1リーグ386試合・4得点、J2リーグ78試合・5得点、ルヴァンカップ71試合・1得点、天皇杯33試合・0得点。日本代表9試合・0得点。ロンドンオリンピックにはオーバーエイジとして参加、4位入賞に貢献した。
徳永はクラブを通じて次のようにコメントしている。
「今シーズンをもって現役を引退することとなりました。
まずは私が長崎に在籍した3シーズン、良い結果が残せなかったことを申し訳なく思っています。
しかし、キャリアの最後に地元長崎でプレーできたこと、最後まで昇格争いができたこと、長崎で引退できることをすごく幸せに感じています。V・ファーレン長崎が、来シーズンこそJ1に昇格することを祈っています。
さらに、今後アジア・世界の舞台でV・ファーレン長崎が活躍することを、一人のサポーターとして楽しみにしています。
そして、FC東京でプレーさせてもらった15年間も、私の中では、貴重な経験です。FC東京でキャリアをスタートでき、タイトルを獲得できたことは、今でも心に残っています。今後、悲願のJリーグ制覇を願っています。
最後に、これまでお世話になった監督・コーチングスタッフ・チームメイト・スポンサー様・サポーターの皆さんをはじめとする皆さんへ感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!」
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[文:サカノワ編集グループ]