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【千葉】鹿島のSB伊東幸敏を完全移籍で獲得、内田篤人の正統後継者「千葉をJ1で優勝できるクラブにしましょう!簡単なことではないですが、そのためにコツコツと――」

伊東幸敏。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

山下敬大の鳥栖への完全移籍も発表。

 J1リーグ鹿島アントラーズのDF伊東幸敏が12月29日、J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍で加入することが決まった。両クラブが正式に発表した。

 伊東は1993年9月3日生まれ、静岡県出身、27歳。176センチ・68キロ。これまでのキャリアは、静岡学園高校 ― 鹿島 ― 千葉。J1リーグでの通算出場は76試合・0得。U-23日本代表に選ばれた経験がある。

 伊東は千葉のファンとサポーターに向けて、次のようにコメントしている。

「この度、鹿島アントラーズから完全移籍で加入することになりました。クラブに関わる全ての方々、ジェフユナイテッド市原・千葉をJ1で優勝できるクラブにしましょう! 簡単なことではないですが、そのためにコツコツとできること、必要なことをやっていきたいと思います! 初めての移籍で正直不安はありますが、全力で戦いますので歓迎してもらえたら嬉しいです! よろしくお願いします!」

  一方、鹿島のファントサポーターには、次のように感謝している。

「この度、ジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍することになりました。9年間という長い時間、鹿島アントラーズで過ごすことができ、数多くのタイトルを獲得し、とても幸せでした。9年間の思い出をコメントにまとめようとすると、長文になりすぎてしまいます。アントラーズに関わる全ての方々には、この一言を伝えたいです。『ありがとうございました』。アントラーズのことは一生忘れませんし、アントラーズのことが本当に本当に大好きです」

 8月に現役引退した内田篤人の“正統後継者”と言える技術、スピード、頭脳、そして前向きな姿勢を兼ね備えた右サイドバック。右ヒザ前十字靭帯損傷の大ケガを乗り越えて、今度は千葉でのレギュラー奪取とJ1昇格のため、全力を尽くす。

 また千葉はFW山下敬大のサガン鳥栖への完全移籍も発表している。

 山下は次のようにコメントしている。

「ジェフユナイテッド市原・千葉に関わる全ての皆さま。このたび、サガン鳥栖に完全移籍することになりました。1年間という短い間でしたがジェフの一員として闘えたことを誇りに思います。今年1年、J1昇格という大きな目標を達成するために本気で闘ってきましたが、僕の力不足で、チームの勝利に貢献できずとても責任を感じています。どんな厳しい状況でも応援してくださった皆さんには、本当に感謝してます。ありがとうございました」

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[文:サカノワ編集グループ]

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