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【浦和】リカとミシャ、宇賀神友弥が語る「一番の違いは守備の練習もしっかりします」

トレーニングをする浦和の宇賀神友弥(2021年1月21日)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

思考や狙い、共通点は多く「似ているほうが、違う部分より多い」。

 J1リーグ浦和レッズのDF宇賀神友弥が1月28日、オンラインによる取材に応じて、リカルド・ロドリゲス監督のスタイル、これまでの沖縄キャンプでの手応えについて語った。

「全てのトレーニングにおいて体も使うし、ミシャ(北海道コンサドーレ札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督)の時に近い練習が多く、すごく懐かしい感覚と、楽しい感覚を覚えながら練習ができています。トレーニングしていくなかで、ミシャのサッカーをやってきた選手のほうが飲み込みが早いなと感じるところはあります。そういったパスサッカーをしてこなかった選手もたくさんいるので、これから擦り合わせていく段階です。まず明日のゲーム(練習試合を予定)で、どれだけできるかが一つポイントになると思います」

 2012年から17年途中まで浦和を最も長く率いたミハイロ・ペトロヴィッチ監督の、ピッチを5つに区切る5レーンの攻略、ポジショナルプレー、3人目の活用法など類似点が多いという。

 では、ミシャ時代と異なる点は? 

 宇賀神は「まず一番は、ミシャと違って守備の練習もしっかりします」と少し笑いながら言ったあと、具体的に続けた。

「ミシャはとにかく攻撃で圧倒しろ、攻撃が最大の防御というスタンスでした。(リカルド・ロドリゲス監督は)そこの守備のところを、しっかりするんだなと感じています。攻撃の部分は似ています。3人、4人目の動きを要求されますし、ボールを持っていない選手の動き次第で選択肢はたくさん増え、そこを選択するのは自分たちだという点も似ています。似ている部分のほうが多いです、違うところよりも」

 ミシャが就任した2012年と異なるのは、そのパスサッカーの理論の土台があるところ。なぜ遊びのパス(バックパスなど)を入れるのか、意図はあるのか――。そこを理論的に整理し、全員で共有していくことが一つのテーマになりそうだ。

「(2012年は)縦パスや遊びのパスが本当に必要なのか? と探りさぐりなところが多かったです。今はそれをしてきた選手も多く、遊びのパスの重要性、そのパス1本にも意図がある。次のプレーに移るための意図がある。そこを自信を持ってできています。その経験がチームのトレーニングにも生かされていると思います。若い選手、そうしたサッカーをしてこなかった選手にはアドバイスもできていて、手応えを持ってできています」

 プロ12年目、32歳の宇賀神にとっても、自身が生きるとともに、周囲も生かす――リカルド・ロドリゲス新監督のもと、その特長をチームのために最大限に発揮できるチャンスになりそうだ。

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[文:塚越始]

 

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