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【浦和】レオナルドの中国移籍クラブ間合意で、西野努TDが補強に言及「焦点を絞り、 的確な戦力を迎え入れる」

浦和でのレオナルド。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

山東泰山へ完全移籍。「チームの目標を達成することができずに――」

 J1リーグの浦和レッズは2月22日、ブラジル人FWレオナルド( LEONARDO Nascimento Lopes de Souza )の中国超級リーグ山東泰山(昨季まで山東魯能泰山)への完全移籍でクラブ間合意に達したと発表した。

 レオナルドは1997年5月28日生まれ、23歳。180センチ・71キロ。これまでのキャリアは、サントスFC(ブラジル) ― ガイナーレ鳥取 ― アルビレックス新潟 ― 浦和 ― 山東泰山。これまでの記録はJ3リーグ31試合・24得点、J2リーグ38試合・28得点、J1リーグ28試合・11得点。

 レオナルドはクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「チームの目標を達成することができずに、浦和を去ることになったことを悲しく感じています。しかし同時に、みんなに歓迎され、愛され、サポートいただいたことを幸せに思っています。これまでの温かい応援ありがとうございました。いつかこのチームに戻ってきて、浦和での物語の続きを再開できればと思います。『さようなら』ではなく、『 またね!』でありますように」

 また、浦和の西野努テクニカルダイレクターは今回の移籍について、次ように説明している。

「クラブとしては目標達成する上で重要な戦力であり、監督を含め本人とも話し合いましたが、本人の挑戦したい 、という固い意志もあり、シーズン開幕直前ですが中国のクラブへ移籍することとなりました。クラブのために全力で戦ってくれたレオナルド選手の新天地での活躍を応援しています。今後の戦力補強については、焦点を絞り、 的確な戦力を迎え入れるために情報収集を行っております。チームの目標達成に向け、4月2日までの移籍ウインドーと夏の移籍ウインドーで色々な可能性を引き続き検証し、最善を尽くしていきます」

 中国超級リーグは今シーズンからサラリーキャップ制が導入され、外国籍選手については、年俸300万ユーロ(約3億8000万円)が上限に設定された。また、チーム名やエンブレムから企業名に関係する文言を排除することを決定している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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