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26歳トレーナー逝去、鳥取が「病気のため」と発表。塚野社長「言葉が見つかりません」

ガイナーレ鳥取のエンブレム。(C)SAKANOWA

21日のいわて戦では試合前に黙祷、選手・スタッフは喪章着用。

 J3リーグのガイナーレ鳥取は3月16日、同クラブ所属の宮川侑也コンディショニングトレーナーが逝去されたことについて、改めて詳細を発表した。クラブによると、宮川トレーナーは病気のため、3月12日に満26歳にて永眠されたという。また、「故人のご冥福をお祈りいたしますとともに、謹んで心よりお悔やみ申し上げます。 御通夜並びに葬儀告別式につきましては、ご遺族の意向により近親者のみにて執り行われます」と報告している。

 宮川トレーナーは1994年10月24日生まれ、島根県出身。これまで、東海大学付属浦安高等学校男子サッカー部、駒澤大学体育会男子バスケ部、日立ビルシステムサッカー部にてトレーナー帯同、今季、鳥取のコンディショニングトレーナーに就任していた。

 鳥取の塚野真樹社長はクラブ公式サイトで、次のようにコメントしている。

「ご遺族の皆様には謹んでお悔やみ申し上げます。別れの突然さとあまりのお若さに言葉が見つかりません。選手のウォーミングアップ担当時に、身振り手振りを交えて一つひとつ本当に丁寧に取り組んでいらっしゃった姿が、強く目に焼き付いています。 お仕事ぶりに感謝申し上げるとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」

 3月21日開催予定のJ3リーグ2節・いわてグルージャ盛岡戦(13:00/Axisバードスタジアム)では試合前に黙祷を実施し、鳥取の選手とスタッフは喪章を着用のうえ試合に臨む。2013シーズン以来のJ2リーグ復帰を目指すチームは14日のJ3開幕戦、鹿児島ユナイテッドに3-2の勝利を収めている。

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[文:サカノワ編集グループ]