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【鹿島】荒木遼太郎は少年時代「ショートをやっていた」。好きなプロ野球チームは…

福岡戦に向けて抱負を語った鹿島の荒木遼太郎。(C)KASHIMA ANTLERS

次第にサッカーのほうがより好きになっていく。

[J1 5節] 福岡 – 鹿島/2021年3月17日18:00/ベスト電器スタジアム

 J1リーグ3試合連発4ゴールを決めている鹿島アントラーズのMF荒木遼太郎が3月16日、オンラインによる取材に応じて、地元・九州で行われるアビスパ福岡戦に向けて意欲を示した。

 熊本県生まれ、東福岡高校出身の荒木にとって、鹿島の一員として初の“福岡凱旋”となる。プロになって「初めての博多の森(ベスト電器スタジアム)なので、雰囲気を含めて楽しみ」と、心待ちにしていた一戦でもある。

 この日は“原点”についての質問も。荒木は小学校時代、まず野球をしていたが、その後、サッカーチームに所属した。

 そしてシャルムFC熊本でプレーする一方、たまに野球にも参戦していたそうだ。「よくボールが飛んでくるところが好きでした」と、ポジションはショート。プロ野球は、ソフトバンクホークスを応援していた。

 ただ、ゴールを決めた時の喜びに魅せられ、次第にサッカーへのめりこんでいく。中学時代はロアッソ熊本のジュニアユースに所属している。また、「ゲームを自由にコントロールできて、なおかつゴールを決められる。あのような選手になりたいなと思っていました」と小さな頃から柴崎岳(CDレガネス)に憧れ、鳥栖まで鹿島の試合観戦に行ったこともあるという。

 東福岡高出身であるだけに、特別なステージでもある。荒木は福岡戦に向けて、「早い時間帯で決められれば優位に立てるので、前から積極的にプレスを掛けていきたいです。(4試合連続ゴールへ)自分のところにチャンスが来れば、確実に仕留めたい。まずチームが勝つことを優先して頑張りたいです」と、勝点3獲得を目指すなかでゴールも狙っていく決意を示した。

福岡戦に向けてトレーニングする鹿島の荒木遼太郎。(C)KASHIMA ANTLERS

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[文:サカノワ編集グループ]

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