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G大阪のコロナ感染。ロッカールーム、バス移動でリスクがあった可能性。Jリーグとプロ野球で情報共有

新型コロナウイルス対策連絡会議のNPB斉藤惇コミッショナー(左)、Jリーグ村井満チェアマン(右)(2020年3月2日撮影)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

対策連絡会議で「感染経路」の調査について報告。

 プロ野球(NPB)とJリーグ合同による「第28回新型コロナウイルス対策連絡会議」が3月21日に行われ、会議のあとにオンラインによる記者会見が行われた。そのなかでJリーグからは今回、トップチームから選手6人・スタッフ2人の計8人の陽性判定が確認されたガンバ大阪の事例について、疫学の専門家、同連絡会議専門家チームの地域アドバイザーなどが実施した調査について報告した。

 8人の陽性判定が確認されたあと、感染症の専門家がG大阪のチームドクターや関係者と議論。疫学調査も実施されて、それぞれの感染経路の可能性を洗い出していった。そうしたなかで、ロッカールームとバス移動で、感染リスクが高まる状況にあったことが分かったという。

 座長を務める賀来満夫氏(東北医科薬科大医学部)は、「マニュアルに書かれているものの、実際なかなか守られていなかったのではないか。そういったところに、感染が広がる可能性があったのではないか」という議論があったと説明。ロッカールームの換気が難しい施設も少なくなく、そうしたなかで会場入りするまではマスク着用が徹底されているものの、試合後などマスクなしでの会話が増えてしまう傾向について指摘があったという。また移動の際のバス内でのトイレはとても狭く、不特定多数が利用するため十分注意が必要に。パーキングエリアなどのトイレ利用を優先することを、改めて確認した。

 加えてPCRなどの検査についても、誤差や間違いが起こり得るものと強調された。

 今月末にはプロ野球が開幕を迎えるため、賀来氏は「感染リスクについてある程度共有できました。プロ野球、Jリーグともに改めて見直す点は見直し、検査体制についても議論し、しっかり受け止めていこうという話をしました」と報告。一方、G大阪も十分に対策は取られていただけに、「そこに「『盲点』がある。それが新型コロナウイルスの難しさ」と指摘していた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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