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【U-24日本代表】「めちゃくちゃ上手い」板倉滉が同僚ロッベンの凄みを語る

バイエルン時代のアリエン・ロッベン。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「ボールを持った時、何をしてくるのか、あまり予測がつかない」

 東京オリンピック世代にあたるU-24日本代表のDF板倉滉(FCフローニンゲン)が3月23日、オンラインによる記者会見に臨み、26日と29日に行われるU-24アルゼンチン代表との親善試合に向けて抱負を語った。

 そのなかで板倉は現在所属するフローニンゲンに今季、バイエルン・ミュンヘンから古巣復帰を果たした元オランダ代表FWアリエン・ロッベンについて問われ、次のように語った。

「とにかく、めちゃくちゃ上手いです。世界のトップ・オブ・トップでやってきた選手と対峙し、トレーニングから一緒にできているのはすごくプラスなことです。間近でトップの選手を見られるのは、これからの自分にとっても大きな部分ですし、同時にそういった相手とやり合わなければいけません。そういう気持ちにさせてもらえます」

『上手い』と感じるのは、具体的にどういった点か? 24歳になった守備のスペシャリストは、「ボールを持った時、何をしてくるのか、あまり予測がつかないところ。ボールを取られないないですし、そういったところは『すごいな』と思わされます」と語った。

 イングランド・プレミアリーグを中心に、西欧に人材が集中する流れが加速。オランダリーグにも、急速に伸びる若手に加え、実績十分なタレントも増えている。そうした環境のなか、板倉は充実感を覚えていた。

「オランダへ行って2年と少し経ちますが、フンテラール(アムステルダム・アヤックス→シャルケ04)もそうですが、いろんな特長を持った選手と対峙してきました。そこの経験を積めているのはポジティブなことですし、海外に行ったのはそういった選手に勝てなければいけないという思いもありました。(今回対戦する)アルゼンチン代表はいい選手がたくさんいて、そういった強い選手とできるのは楽しみで、抑えていかなければなりません」

 オランダリーグでは開幕から27試合連続でフル出場を続ける板倉は、「このオランダでの成果を見せられればと思います」と気持ちを引き締めていた。

オンラインでの取材に応じたU-24日本代表のDF板倉滉。協力:日本サッカー協会

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[文:サカノワ編集グループ]

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