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【浦和】移籍期間の「補強終了」。西野TDがユンカー獲得の経緯説明

ユンカー獲得の経緯を説明した浦和の西野TD。協力:浦和レッズ

ビザはすでに申請。スムーズにいけば4、5日以内に来日か。Jリーグバブルでの14日間の待期期間を経てさいたまへ。

 J1リーグの浦和レッズは4月1日、ノルウェー1部のFKボーデ/グリムトに所属する元U-21デンマーク代表FWキャスパー・ユンカー(Kasper Aalund JUNKER )を完全移籍で獲得することで、クラブ間合意に至ったと発表した。西野努テクニカルダイレクターが同日夕方にオンラインによるメディア取材に応じて、獲得までの経緯を説明した。

 レオナルドの山東魯能泰山への移籍などを受けたなか、2022シーズンをも見据えた補強だったという。西野TDは次のように語った。

「(橋岡大樹やレオナルドの海外移籍、柏木陽介のFC岐阜移籍など)今年に入り予想外の部分がたくさんあったなかでの決断。レオがチームを離れたことは理由の一つではあります」

 また、高さとスピードを兼ね備えた左利きのストライカーであるユンカーに白羽の矢を立てた理由について、次のように語った。

「杉本健勇選手のプレーを見てもらえれば分かるように、今チームに求められているのは前線から守備のスイッチを入れること。大きな役割を担っています。ボックス(ペナルティエリア)内での得点力はストライカーとして絶対に必要ですが、同じぐらいチーム全体のディフェンスを押し上げてくれることを求めています」

 そして浦和の強化体制が2年前に一新されたことで、海外からの選手獲得は、ポルトガル1部のポルティモネンセSC中心から変わりつつある。昨季はメルボルン・ビクトリーのU-24オーストラリア代表DFトーマス・デン、そして今回ノルウェーリーグ王者のグリムトから得点王のストライカーであるFWユンカーを獲得。新体制のカラーが感じられてきた。

「新たな風を入れることに積極的に取り組んでいます。今までの積み上げを活用してオープンに(情報を)受け入れながら、できる限りのフィルターをかけて、話し合うプロセスを丁寧にしながら、絞った選手から獲得を検討してきました。全方位的に情報を集めていると言えます」

 ユンカーのチーム合流への予定については、「まさに今」戦略的パートナーシップを提携するロッテルダムのフェイエノールトでメディカルチェックを受けているという(提携は新たに更新された)。その検査が問題なく、すでにビザの申請はしており、これもスムーズに下りれば4、5日以内には来日できる見込み。そしてJリーグが管理するJヴィレッジの待機施設(宿泊施設とピッチ)、通称「Jリーグバブル」で2週間を経て合流できる。西野TDは「希望的な観測を含めて、20日前後には浦和に来ていただけれるのではないかと踏んでいます」と言う。

 また、最近はブラジルやタイで、浦和が関心を示している選手獲得の噂が報じられてきた。4月2日がJリーグの第一の選手登録期間の最終日だが、西野TDは「今回はこれ以上はありません」と話し、移籍による補強は今回ユンカーのみということだ。

注目記事:【浦和レッズ】ユンカー獲得、クラブ間合意!フェイエノールトでメディカルチェック

[取材・文:塚越始]

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