「夢のようなパスからワンダーシュート」大迫勇也が会心の決勝ボレー!ブレーメンDFBカップ6年ぶり4強進出
ブレーメンの大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
コーフェルト監督が日本代表FWの活躍を絶賛。
[DFBカップ 準々決勝] レーゲンスブルク 0–1 ブレーメン /2021年4月7日18:30(日本時間8日1:30)/ヤーンシュターディオン・レーゲンスブルク
DFBカップ(ドイツ杯)の延期されていた準々決勝、ドイツ・ブンデスリーガ2部のSSVヤーン・レーゲンスブルク対ヴェルダー・ブレーメンの一戦が日本時間4月8日に行われ、ブレーメンが日本代表FW大迫勇也の会心のボレー弾で、1-0の勝利を収めて、6年ぶりのベスト4進出を果たした。
試合はホームである現在2部14位のレーゲンスブルクが一泡吹かせようと、タイトな守備で1部13位のブレーメンにチャンスを作らせない。そうしたなか前線で体を張って起点となり続けた大迫が、52分、最終ラインのマルコ・フリードルのフィードを胸でトラップし、右足を振り抜く鮮やかなボレー弾で、ゴールネットを揺らした。
試合はそのまま1-0で終了。ブレーメンがベスト4にコマを進めた。準決勝は現地4月30日、ホームでRBライプツィヒと対戦する。
ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督は試合後の記者会見で、次のように大迫のゴールを称賛している。
「長く試合を支配し、反撃される機会は限られていました。得点のチャンスもほとんど与えませんでした。ただハーフタイム、中央からの突破にこだわらないように少し修正しました。するとマルコの夢のようなパスから、大迫のワンダーシュートからゴールが決まりました。ラスト10分間はとてもスリリングでしたが、勝ち進むことができました。今日は何よりも、そのことが重要です。ライプツィヒとの準決勝はとても楽しみです。もちろんその先の決勝へ進むことを願っています」
大迫は今季ブンデスリーガ18試合、DFBカップ3試合に出場、ようやく今シーズンの公式戦ファーストゴールが生まれた。
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[文:サカノワ編集グループ]