ミランが冨安健洋を再び狙う!?6億円以上高騰、ボローニャのスウェーデン代表MFにも触手か
冨安健洋。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「ボローニャ所属3人」がターゲットか。見返りもあり得る?
イタリア・セリエAのACミランが、ボローニャFCの日本代表DF冨安健洋に再びオファーか――。イタリアメディア『カルチョメルカート』は4月14日、ミランがボローニャの3人の選手に注目していて、その一人に冨安健洋の名前を挙げている。
同メディアはこれまでにも、ボローニャが冨安の違約金を2000万ユーロ(約26億円)に設定したことをミランは調査したと報じている。その額は昨年9月の1500万(19億5000万円)から、さらに6億円以上“高騰”している。その際にミラン(と見られる)はボローニャに冨安獲得のオファーを出しているが、「安すぎる」と門前払いされている。
しかも来シーズンに向けて、ミランは冨安のみならず、22歳のスウェーデン代表MFマティアス・スヴァンベリにも興味を示しているというのだ。彼も「2000万ユーロ以上」の違約金が設定されているそうだ。
さらにスペイン人アタッカーのサム・カスティジェホの後継者として、同じく左利きのリッカルド・オルソリーニも「有力候補」に挙がっている。
ミランのパオロ・マルディーニ・スポーツディレクター(SD)とボローニャのリッカルド・ビゴンSD、マルコ・ディ・ヴァイオ・マネジャーは数週間のうちに会合を持てるか確認し合っている段階だ。一方、トンマーゾ・ポベガ、マルコ・ブレッシャニーニ、イェンス・ペッター・ハウゲらが代わって、レンタルなどでボローニャで経験を積む――そんなプランもあり得ると予想している。
もちろん昨年とは状況が変わった。今季好調なミランが冨安を欲するのかは、今のところ分からない。さらにプレミアリーグのエバートンFCなど複数クラブ、ドイツ・ブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンも冨安に関心を示している。
冨安は果たして、どのようなキャリアプランを描いているのか。もちろんボローニャへの思いも強いはず。いずれにせよ、来シーズンに向けて、動向が注目される一人だ。
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[文:サカノワ編集グループ]