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【東京五輪】Jリーグ組のオーバーエイジ採用「なし」で確定!?

オーバーエイジ候補の大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

JFA反町康治技術委員長のコラムから読み解くと…。

 東京オリンピックの男子サッカーは、エントリー18人のうち3人採用できる24歳以上の「オーバーエイジ」について、果たして誰が選ばれるのかが一番の注目点になっている。森保一監督、そして横内昭展コーチ(監督代行)も語ってきたことだが、U-24日本代表の選手は、フル代表のラージグループの中で活動してきたタレントがほとんど。ある意味、「東京オリンピック代表チーム」はフル代表の延長線上にあるチームと言える。森保監督がフル代表と五輪代表の2チームを兼任してきたメリットであり、その色はより濃くなる。

 指揮官は「金メダル獲得」を目標に掲げ、最強チームを結成すると宣言している。基本的にはU-24代表では物足りないと感じるポジションに、オーバーエイジの選手を登用することになる。

 一方、5月28日に日本代表が臨むカタール・ワールドカップ(W杯)2次予選の日本代表対ミャンマー代表戦は、インターナショナルマッチデー(IMD)にあたらないため、メンバーは過密日程の中にあるJリーグからの選手派遣がなく、欧州組のみで構成される予定だ。

 すでに日本の2次予選突破は確実である。欧州組の中でも、日本代表に一度招集されながらもチーム事情で見送られた奥川雅也(アルミニア・ビーレフェルト)、さらには北川航也(SKラピド・ウィーン)、菅原由勢(AZアルクマール)らがチャンスを得る可能性はあり得る。ポーランド1部グールニク・ザブジェに移籍したFW原大智の抜擢もあるか。

 しかし一方、このミャンマー戦が「国内組不在」になることで、Jリーグ組から東京五輪代表のオーバーエイジ採用が事実上「なし」になる可能性が高まっている。

 というのも、日本サッカー協会の反町康治技術委員長は先日更新した自身のJFA公式サイトのコラム「サッカーを語ろう」で次のように語っているのだ。

「3月の活動では、SAMURAI BLUE(日本代表)のバブルとU-24のバブルの間で選手を移動させることは差し控えた。例えば、ある選手を26日はU-24の一員としてアルゼンチンと戦わせ、30日はSAMURAI BLUEの一員としてモンゴル戦に出すことは論理的には可能だったが、それをやって新型コロナの陽性者が出たりしたら大変なことになる。ワールドカップ予選という公式戦が中止になることだけは絶対に避けたかったし、未知のウイルスが相手だけに細心の注意を払って振る舞う必要があった。コロナ禍で積んだ昨年秋の欧州での知見、この3月の日本での知見を土台に、6月はバブルとバブルの間で選手を動かすことができるかもしれない。

 例えば、5月28日のミャンマー戦でSAMURAI BLUE(日本代表)が最終予選進出を決めたら、東京オリンピックのチーム強化のために、SAMURAI BLUEからOA(オーバーエイジ)の候補者を抜いて、U-24のチームに合b流させるようなことが。もちろん、それはサッカー界だけで勝手に決められることではなく、関係各方面と慎重かつ丁寧に話し合いを進めていく必要があるのだが、とにかく、3月にしっかり活動できたことで、6月以降に『1チーム2カテゴリー』の強みを、さらに生かしていける態勢が整ったことだけは間違いないと思う」

 そのように、あくまでも「例え」ではあるものの、オーバーエイジの前提が欧州組として語られている。あるいは、すでにJFAが選手派遣に向けて、欧州主要リーグは最終局面に突入しているだけに、所属クラブと交渉にあたっている可能性もあるだろう。

 一方、Jリーグ組でプレーする選手の中にもオーバーエイジ選出を目指していた選手もいたはず。しかも地元・日本での開催だ。五輪開催期間、コロナの影響で延期された以外、試合は組まれていない。

 様々な影響を考慮すると、オーバーエイジの選手については、できるだけ早く決定すべきだろう(2008年にギリギリまで選定時期を引っ張り、一人も招集できなかったのが北京五輪に臨んだ反町監督だった)。Jリーグでプレーする選手たちにも、少なからず、心理的に何かしらの影響を与える可能性はある。一方ですぐに緊急招集できるような態勢も整えておかなければいけない。

 これまでのところ、大迫勇也、吉田麻也、遠藤航、酒井宏樹、柴崎岳らがオーバーエイジ候補に挙がっているが……。果たして誰になるのか。そして川崎フロンターレが史上最強とも言えるパフォーマンスを発揮するなか、Jリーグ組の抜擢は本当にないのか!?

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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