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【浦和】福岡に苦杯、西大伍の指摘「たまには強引に」「もう一人ほしい」。一方、「負けた時は僕の責任」

福岡戦後に取材に応じた浦和の西大伍。協力:アビスパ福岡

0-2でリーグ戦連勝ならず。上位への壁を突き抜けるためには――。

[J1 12節] 福岡 2-0 浦和 /2021年5月1日14:01/ベスト電器スタジアム

 J1リーグ浦和レッズのDF西大伍が0-2で敗れたアビスパ福岡戦のあと、オンラインによる取材に応じて、チームや自身の課題を挙げた。チームのスタイルが定着して結果を残しつつあるなか、しかし、なかなか上位に食い込むことができずにいる。その「壁」を突き抜けるためには、一体何が求められるのか。

 リーグ6試合連続でスタメン出場を果たした右サイドバックの西は、「『外回し』の時間がちょと長かった。そこから真ん中に(ボールが)入った時、もっと選手それぞれが近くにいれるかどうか。チームとしてはクロスなど最後のところまで行けていたので、あとは確率(を上げること)と、たまには強引にその確率を無視した崩しを織り交ぜながらできればと思います」と課題を挙げた。

 この日はほぼマンマークで高い位置からハメにいく守備を選択。福岡はその対応に戸惑っていたと言い、そうしたなかでボールを保持した際にギャップを突けるようになってきていた。それだけにミスから先制点を与えたことが悔まれた。また攻撃面では、「勝負のパスが入った時、もう一人ぐらい、印象としてはほしいです」と、勝負どころで前線に枚数が不足している印象で、そこに思い切ってリスクを懸けることも重要ではないかと言った。

「入りの部分でやっていたことに相手も驚いていて、そこで失点せず続けていければ、必ず相手に隙が生まれいたと思いました。そこには手応えを感じます。ドリブルやパスでの強引さがもう少しあって、マイボールにできるようになればと思います。でも僕の責任です、負けた時は」

 そのようにいくつか課題を指摘したうえで、何かできなかっただろうかと33歳になる西自身も悔やんでいた。

 浦和は5日のルヴァンカップ・グループステージ5節、アウェーで柏レイソルと対戦する。

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[文:塚越始]

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