【J2営業収益ランキング】1位大宮、2位千葉、3位新潟…。コロナ禍の2020年度、15クラブが前期マイナス
写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
2019年度1位・磐田は7月の発表で反映。
Jリーグは5月28日、2020年度のクラブ経営情報を開示した(56クラブ中、湘南ベルマーレ、柏レイソル、ジュビロ磐田の3クラブを除く)。そのなかで、J2の営業収益をランキングにしてまとめた。コロナ禍で入場制限が掛かり厳しい経営を強いられたなか、15クラブが前期比マイナスに。サポーターやファン、スポンサーの支援が大きな力になった。また、責任企業などの有無も大きく影響している。
1位は大宮アルディージャの30億3400万円で前年比マイナス4億2000万円。それでもJ1のランキングと照らし合わせると、12位セレッソ大阪の29億1500万円を上回り、11位北海道コンサドーレ札幌の30億9600円とほぼ匹敵する。
そのあとは、2位がジェフユナイテッド市原・千葉の25億300万円(前年比マイナス3億3500万円)、3位がアルビレックス新潟の21億9400万円(同マイナス5300万円)、4位が京都サンガF.C.の21億100万円(同プラス1100万円)、5位が松本山雅FCの19億2800万円(同7億8300万円)、6位V・ファーレン長崎の18億5800万円(同マイナス7億600万円)と続く。
ジュビロ磐田は3月決算のため、7月の発表時に反映される。磐田は2019年度、38億1300万円でJ2の1位だった。
J2クラブの2020年度、営業収益ランキングは次の通り。
◎収益ランキングの見方
順位 クラブ
2019年度 2020年度
前年比(+=プラス ▲=マイナス)
※単位:百万円
1 大宮
3,454 3,034
▲420
2 千葉
2,838 2,503
▲335
3 新潟
2,247 2,194
▲53
4 京都
2,090 2,101
+11
5 松本
2,711 1,928
▲783
6 長崎
2,564 1,858
▲706
7 山形
1,845 1,674
▲171
8 徳島
1,763 1,672
▲91
9 福岡
1,577 1,538
▲39
10 東京V
1,938 1,493
▲445
11 岡山
1,567 1,362
▲205
12 町田
1,032 1,253
+221
13 甲府
1,455 1,229
▲226
14 山口
1,289 1,043
▲246
15 北九州
804 986
+182
16 栃木
975 855
▲120
17 愛媛
777 805
+28
18 水戸
752 762
+10
19 金沢
760 665
▲95
20 群馬
465 622
+157
21 琉球
632 560
▲72
◎合計
33,535 30,137
▲3,398
※ジュビロ磐田は3月決算
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[文:サカノワ編集グループ]