日本代表FW浅野拓磨はドイツ1部復帰のボーフム移籍。セルビアでの給与未払い騒動を経て正式決定!
ボーフムが公式サイトで、浅野拓磨の加入を正式に発表!※写真はボーフム公式サイトより
トルコでもスペインでもなく…小野伸二、鄭大世がかつて在籍。
度重なる給与未払いを理由にセルビア1部パルチザン・ベオグラードとの契約を5月2日に解除してフリーになった日本代表FW浅野拓磨が6月23日、ドイツ・ブンデスリーガ1部へ新シーズン昇格するVfLボーフムに加入することが決まった。クラブが公式サイトで発表した。
また、浅野は自身のSNSのツイッター( アカウントは @AsaTaku29 )で、次のように報告している。
「この度ドイツブンデスリーガのVfL Bochum に加入することになりました。 再びブンデスリーガの舞台でプレーできることを楽しみにしています。 成長に向けて全力で頑張りたいと思います。 『感謝。』」
ボーフムは昨季ブンデス2部リーグ、21勝4分9敗の勝点67で優勝。12シーズンぶりの1部昇格を果たしている。かつて小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)、鄭大世(FC町田ゼルビア)が在籍していた。
2020-21シーズン、セルビア1部リーグ2年目のジャガーは、外国籍選手最多となる18ゴールを奪取。しかし給与未払いを理由にシーズン終盤、退団を決断していた。
トルコ1部ベシクタシュJK、トラブゾン・スポル、さらにスペイン2部のUDアルメリアなどの名前が挙がっていたが、浅野にとっても、2018-19シーズンにハノーファー96でプレーして以来のドイツ挑戦になる。
FIFAの規則では、2か月以上の給与遅滞が起きた場合、選手がFIFAを通じてクラブへ改善を要求できる。それがFIFAによって事実と認められた場合、クラブは15日以内に給与の支払いに応じなければいけない。それでも改善が見られない場合、選手はフリートランスファーとなっての移籍が認められる。
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[文:サカノワ編集グループ]