冨安健洋、タッチ数&デュエル数チーム最多。アーセナルがクリスタル・パレスと執念ドロー
クリスタル・パレス戦のあと、冨安健洋がベン・ホワイトと健闘を称え合う。(Photo by Catherine Ivill/Getty Images)
土壇場、CKからラカゼット弾!
[プレミアリーグ 8節] アーセナル2-2 クリスタル・パレス/2021年10月18日21:00(日本時間19日4:00)/エミレーツ
イングランド・プレミアリーグ8節、アーセナルFCはホームでクリスタル・パレスFCと2-2で引き分けた。アーセナルの日本代表DF冨安健洋は4バックの右サイドバックとして5試合連続のスタメン出場、4戦続けてのフル出場を果たした。
日本代表の22歳は、8分にピエール=エメリク・オーバメヤンの先制点につながるニコラ・ペペとのワンツー、そして1-2で迎えた土壇場の後半アディショナルタイムの90+5分には競り合いで相手選手を引き寄せてアレクサンドル・ラカゼット弾につなげた。一方、横パスが狙われてボール奪取から1失点目を奪われるなど、チームとしてビルドアップ面に課題を残した。
冨安のこの日のデータのうち、ボールタッチ数95回、デュエル回数20回、そのうち勝利9回、タックル6回、これらがいずれもチーム最多だった(タックル成功2回はチーム2位タイ)。クリア1回、インターセプト2回。
また、パス数は63本で成功率は79.4%、クロス1本だが成功ゼロ、チャンスクリエイト1回。
右サイドでボールを一旦落ち着かせる収めどころとなっている。一方、右MFのペペらが完全にサイドに張り出すことが多く、そこを追い越せず、敵陣に突き刺さっていくことができないなど攻撃のメカニズムにいかに加わるかという課題も感じさせている。
アーセナルは3勝2分3敗で12位。冨安加入後3連勝のあと、最近2試合連続で引き分けている。
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[文:サカノワ編集グループ]