Jリーグ復帰か!エイバルが乾貴士の退団を正式発表。2部降格で「契約無効」の条項
乾貴士。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
エイバルで計5シーズン、スペイン1部通算146試合・14ゴールと貢献。
2021-22シーズンのスペイン2部リーグへの降格が決まっているSDエイバルは6月28日、ロシア・ワールドカップ(W杯)日本代表のMF乾貴士ら7人の退団を正式に発表した。
クラブが発表した退団選手は、乾、マルコ・ドミトロヴィッチ、パウロ・オリヴェイラ、ホセ・アンヘル、パぺ・ディオプ、セルジ・エンリク、ペドロ・レオン。いずれも6月30日でクラブとの契約が終わる。
乾、ホセ・アンヘル、セルジ・エンリクの3人は、2部リーグに降格した場合、契約が無効となる条項が含まれていたため。他選手は契約満了で、新たに更新されなかった。
乾は2015年に加入し、2015-2018、2019-2021の計5シーズンを戦ってきた。エイバルでのリーグ通算成績は、146試合・14得点・14アシスト。昨季(2020-21シーズン)は28試合・1得点だった。
クラブは「歴史に名を残した選手であり、我々SDエイバルは、彼ら選手としての献身とプロ意識に感謝するとともに、今後の幸運を祈ります。 ファンの皆さん、これからもSDエイバルをよろしくお願いします」と感謝を伝えている。
乾に対しては、古巣であるセレッソ大阪が以前から獲得を希望していると明言してきた。ただ欧州主要1部(あるいは2部)リーグでは、この変化を与えられる33歳のテクニシャンを欲するクラブも出てきそうである。果たして、乾のJリーグ復帰はあるのか!?
注目記事:【湘南】「主審も間違えれば反省してもらいたい」浮嶋監督が指摘。VARで2点ノーゴール、そこから3失点…柏に逆転負け
[文:サカノワ編集グループ]