マンUがサンチョに続きレアルのヴァラン獲得に動く!玉突きで冨安健洋にも影響か
レアル・マドリードのラファエル・ヴァラン。 (Photo by Emilio Andreoli/Getty Images)
アタランタのクリスティアン・ロメロらもリストアップ。
復権を目指すイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、大型補強に動いている。クラブは7月1日、この夏の移籍マーケットの注目株の一人だったボルシア・ドルトムントのイングランド代表FWジェイドン・サンチョの獲得について、クラブ間合意に至ったと正式に発表。そして『スカイ』によると、「赤い悪魔」は続いてディフェンダーの補強も目指し、レアル・マドリードのフランス代表DFラファエル・ヴァランにターゲットを絞っていると報じた。
サンチョは開催中のEURO2020が終わったあと、メディカルチェックなどを経て正式契約に至る。DFBカップ決勝のRBライプツィヒ戦で2ゴールを決めてタイトルをもたらすなど活躍した21歳のウインガーが、ついにプレミアリーグのステージに立つ。
さらにマンチェスター・Uは、レアル・マドリードの新たな守備の柱に成長した28歳のヴァランに触手を伸ばしている。「白い巨人」との契約は2022年6月までで、高額な移籍金もかかる。
それでもマン・Uのオーレ・グンナー・スールシャール監督がこの191センチの大型CBの獲得を熱望。すでにクラブとヴァランサイドの最初の交渉も行われたそうだ。
一方、パリ・サンジェルマンもヴァラン獲得を検討。さらにレアル・マドリードが、セルヒオ・ラモスの退団が決まったなか、この男をそう簡単に手放すかどうかも疑問は残るところだ。
マンチェスター・Uは、ヴァランの獲得ができなかった場合に備え、セリエAアタランタBCのクリスティアン・ロメロ、スペイン1部セビージャFCのジュール・クーンデ、フランス1部LOSCリール・メトロポールのスヴェン・ボトマンもリストアップしているということだ。
アルゼンチン代表にも選ばれる23歳のDFロメロにこのような話があるだけに、アタランタが冨安健洋の獲得を強く希望している理由も見えてくる。
果たしてヴァランの決断はいかに!? この夏、ビッグネームに様々な動きが起きている。
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[文:サカノワ編集グループ]