セアラーFWサウロ・ミネイロの移籍先は横浜FCか。移籍金は…
セアラーのサウロ・ミネイロ。 (Photo by Miguel Schincariol/Getty Images)
2020年のチーム得点王。一時は鹿島と交渉と報じられたものの――。
ブラジルメディア『TNTスポーツ』はこのほど、ブラジル1部(セリエA)セアラーSCに所属するFWサウロ・ミネイロ(Saulo Mineiro)がJ1リーグの横浜FCに移籍すると報じた。移籍金(違約金)は150万ドル(約1億6000万円)で、すでに合意。「売却は完了した」と伝えている。
別メディア『フチボル・セアレンセ』は7月5日の時点で、鹿島アントラーズが獲得オファーを出す準備をしていると報じていた。しかし一転、J1最下位に低迷する横浜FCが24歳の有望株を引き抜くことに成功したようだ。
サウロ・ミネイロは1997年6月17日生まれ、ブラジル出身。同国3部チームのウベルランディアMGで経験を積んだあと、ヴォルタ・レドンダFCでの活躍が認められて、2020年、1部リーグのセアラーに加入した。
セアラーでは、2020年にブラジル1部リーグ18試合・4ゴールを記録。これはチーム最多得点だった。2021年は9試合・2得点・1アシスト。2年間の通算成績は、ブラジル1部リーグ26試合・6得点・1アシスト、公式戦通算54試合・17得点・1アシスト。
メインポジションはセンターフォワードで、右ウイングにも対応している。左ウイングもオプションで可能ということだ。
今回の記事によると、保有権の80パーセントが売却されて、その額が150万ドルにあたるという。すでに決定的と報じている。
このままで終わるつもりなどさらさらないと、横浜FCが夏の逆襲に向けて態勢を整えようとしている。
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[文:サカノワ編集グループ]