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【東京五輪】都内ホテル『日本人のみ』表示問題、ドイツ誌が「アパルトヘイトを想起させる」

新国立競技場。(C)SAKANOWA

SNSから引用。導線を分けようとして、他意はなかったというが…。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため都内にある東急エクセルホテルが「日本人専用」「外国人専用」とエレベーターを分けて指定した問題について、東京オリンピックの開幕を目前に控え、海外でも物議を醸している。ヨーロッパ最大の部数を誇ってきたドイツ週刊誌『シュピーゲル』は7月12日に電子版で、「東京のホテルが『日本人のみ』と表示して謝罪する」と題し、このニュースを取り上げている。同メディアは「まるでアパルトヘイトを想起させる」と問題視している。

 記事では、このホテルが国内と「外国人」別々のエレベーターを利用するように表記したことを指摘。SNSのツイッターで「アパルトヘイトが日本で復活した」「ウイルスと国籍は関係ない」などと書き記されていたことを紹介している。国外ではまず使われない表現となっている。

 ホテル側は導線を分けるためであり他意はまったくなかったということだ。しかし無意識の阻害が、海外メディアに対し、過去にない忌避感を与える形になってしまったようである。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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