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得点ランク2位、日本代表FWオナイウがトゥールーズに完全移籍。すでに渡欧、現地公式サイトで「目標達成のため全力尽くす」

横浜FMのオナイウ阿道。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

横浜F・マリノスで代表デビューを果たし、初先発でハットトリック。

 J1リーグ横浜F・マリノスに所属する日本代表FWオナイウ阿道(ONAIWU Ado)が7月20日、フランス2部トゥールーズFCに完全移籍することが決定した。なおオナイウはすでにトゥールーズに合流している。

 オナイウは1995年11月8日生まれ、埼玉県出身、25歳。180センチ・75キロ。キャリアは、正智深谷高校 ― ジェフユナイテッド市原・千葉 ― 浦和レッズ ― レノファ山口 ― 大分トリニータ ― 横浜FM。今シーズンはこれまでJ1リーグ20試合に出場し、リーグ2位タイとなる12ゴールを決めていた。また、日本代表ではセルビア代表戦でデビューし、初先発したキルギス代表戦でいきなりハットトリックを達成した。

 オナイウは次のように横浜FMのサポーターへあいさつしている。

「トゥールーズFCに完全移籍することになりました。シーズンの途中でチームを離れることになり、皆さんと最後まで戦えなくなるのは悔しいですが、選手としてより成長するために今回の移籍を決断しました。

 これまで培ってきたものを欧州の舞台で発揮して、皆さんにいいニュースを届けられるように頑張ります!」

 また、日本代表ストライカーはトゥールーズの公式サイトで、次のように抱負を語っている。

「トゥールーズ・フットボールクラブに加われてとても嬉しいです。特長はゴール前。このクラブでゴールを決め、サポーターやチームメイトに自分のポテンシャルを示したいと願っています。チームを必ず助け、チームが目標を達成できるように全力を尽くします」

 トゥールーズは2020-21シーズン、フランス1部3勝4分21敗で20チーム中最下位で2部に降格していて、1年での1部復帰を目指す。また、2019年までガンバ大阪の昌子源が2シーズン所属していた。

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[文:サカノワ編集グループ]