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【東京五輪】フランス戦のキーマンはドラミちゃん。相馬勇紀が内田篤人から「やせた?」。日本代表、28日ベスト8へ大一番

相馬勇紀。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

日本は引き分け以上で文句なしのGL突破。

[東京五輪 GL3節] 日本 – フランス/2021年7月28日20:30/横浜国際総合競技場

 東京オリンピック・サッカー男子グループリーグ(GL)の第3戦、日本代表がフランス代表と対戦する。日本は引き分け以上、あるいは1点差での敗戦でも決勝トーナメント(ベスト8進出)を果たせる。しかし複数点差で敗れると、GL敗退の可能性もある。しかし一方、現在2連敗中の南アフリカにもまだ突破の可能性が残るなど、まさに先が読めない――実力伯仲のグループとなっている。

 その試合でキーマンの一人に挙げられるのが、名古屋グランパスの相馬勇紀だ。

 25日のメキシコ戦。今大会初先発を果たすと、10分、当初はノーファウルだったがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を得て、決勝点となった2点目のPKを獲得した。持ち味であるペナルティエリア内へのドリブルの仕掛けがそのビッグチャンスをもたらすなど、その積極性はとても光っていた。

 この試合のあと、相馬は『テレビ朝日』のフラッシュインタビューに飛び込み参戦。レポーター役としてピッチにいたのは、2019年、レンタル先の鹿島アントラーズでチームメイトだった内田篤人氏だった。昨季引退した先輩との久々の再会でもあり、内田氏から「PKを獲得した時、どうでしたか」と敬語で質問されると、次のように答えた。

「(酒井)宏樹さんから練習中、ペナルティエリア内への仕掛けは大切だと言われていて、それがつながりました」

 そのように“ボックス=ペナルティエリア”に仕掛ける意識が、ゴールに結実したと明かしていた。

 さらに内田氏から「やせた? ドラミちゃんというあだなをつけたのが僕です」と、ニックネーム(!?)の一つである「ドラミちゃん」の名付け親であることも明かされていた。

 相馬の四次元ポケットからどんな技が飛び出すのか――注目だ!

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[文:サカノワ編集グループ]

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