「動きの質は最高」古橋亨梧が与える“悪夢”、セルティックDF語る
セルティックの古橋亨梧(右)。(Photo by Steve Welsh/Getty Images)
カップ戦、ニア上部を貫くショットを放つ!これで5試合5発!
[スコティッシュリーグ杯 ] セルティック 3-2 ハーツ/2022年8月15日/セルティックパーク
スコティッシュリーグカップ2回戦、セルティックFCが3-2でハート・オブ・ミドロシアンFCに勝利を収め、ベスト8進出を果たした。セルティックの日本代表FW古橋亨梧は2-1と1点差に迫られた63分にニアの上部を貫く強烈なショットを突き刺して、これが決勝点となった。
チームメイトであり練習中から対峙してきた21歳のDFスティーヴン・ウェルシュがイギリスメディア『デイリー・レコード』で、古橋について評している。
「亨梧のクオリティの高さを、まさに物語っていますね。彼の動きは、セルティックに加わってきた選手の中でも最も優れています」
さらに「対戦する相手にとっては悪夢でしょう。実際、私も彼とのトレーニングでそれを実感していますから」と語る。
何よりウェルシュは「彼はサポーターが見たがっていたタイプの選手。サポーターのエネルギーを糧として力にできます。それに賢い選手で、スマートです。左サイドでプレーし、上手く対応してくれました。彼は非常に脅威であり、とてもポジティブな選手ですね」と、古橋を絶賛している。
加えてアンドレス・イニエスタ仕込みのキラーパスでも貢献。「ゴールも素晴らしいけれど、先制点につなげたパスも際立っていました。彼から数多くのチャンスが生まれています」と、その効果について語っている。
古橋はこれで、加入から5試合・5ゴールと活躍。アンジェ・ポステコグルー監督のもと、さっそくフィットしている。
セルティックは8月18日(日本時間19日3:15)、ヨーロッパリーグ・プレーオフのファーストレグ、菅原由勢が所属するAZアルクマールと再びホームで対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]