×

中国代表は「日本代表の欧州組、特徴を全て分析」。大敗の豪州戦から切り替え

オマーン戦で敗れ、肩を落とす日本代表の植田直通。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

第1戦は0-3完敗、スタッフが「すぐ意見交換していたのには驚いた」と“前向き”なロッカールームの様子を語る。

[W杯 アジア最終予選] 中国 – 日本/2021年9月7日18:00(日本時間8日0:00)/ハリーファ国際スタジアム(カタール・ドーハ)

 日本代表(SAMURAI BLUE)が日本時間9月8日0時から、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組の第2戦、中国代表とカタール・ドーハで対戦する。

 対する中国代表は2日の初戦、同じくドーハでオーストラリア代表と対戦し、0-3で敗れている。B組の上位2か国との連戦になる。

 そうしたなか、中国代表のチームリーダーを務めるジャン・ハー氏の話が『サッカーチャイナ』に掲載されている。

 オーストラリア戦での敗戦直後、選手たちは決して下を向くことはなかったという。そして「これまで中国はパンデミックの影響を受けて、自分たちよりも上位国と対戦できずにいました。オーストラリアはAFCの4強の一つで、私たちよりもランキングも大きく上です。なので、まずこの敗戦をしっかり分析することが大切です」と、冷静に現状を受け止めている。

 また、初戦試合後のロッカールームでの選手たちの様子について、「選手たちは下を向くことなく、すぐに技術的・戦術的な意見交換を始めていたことには驚かされました」と、すぐ迎える日本戦へ切り替えていたそうだ。

 そして日本代表に対する研究も進めてきたそうだ。

「日本代表のチームの分析はしてきました。また、ヨーロッパでプレーする選手たちの特長もすべて詳細にチェックしています。オーストラリア戦の結果を受けて、日本戦に向けた準備に入っています」

 何よりこのまま黒星を重ねるわけにはいかない。同氏は「代表チームのメンバー・スタッフは、長い間、家族と離れなくてはなりません。ここでの時間を無駄にせず、ベストを尽くすのみです」と、最大で2か月離ればなれになる家族へ“朗報”を届けるためにも、中国代表一丸となって、全力を尽くすと誓っている。

【注目記事】
・【日本代表】中国戦スタメン予想。FW古橋抜擢か。冨安、守田は先発確実。久保&堂安2列目!?│W杯アジア最終予選第2戦

・【オマーン戦 採点】大迫と原口、DF二人に最低点「1」。及第点は唯一…

【PHOTO】日本代表MF柴崎岳の帰還(5枚)

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads