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アーセナル冨安健洋、ノリッジ戦デビューか!?アルテタ監督「すぐフィットできる」

東京オリンピックでの冨安健洋。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

労働許可証が間に合うか。「このチームにはなかったクオリティをもたらしてくれるはずです」

[プレミアリーグ 4節] アーセナル – ノリッジ/2021年9月11日15:00(日本時間23:00)/エミレーツ・スタジアム

 イタリア・セリエAのボローニャFCからイングランド・プレミアリーグのアーセナルFCに完全移籍した日本代表DF冨安健洋が9月11日のノリッジ・シティFC戦で新天地デビューを果たすか。

 アーセナルのスペイン人ミケル・アルテタ監督が9月9日、ノリッジ戦に向けた記者会見で、「冨安選手はノリッジ戦に間に合いそうですか?」という質問に次のように答えた。

「まず労働許可証が必要です。クラブは数時間のうちに、その件をクリアしようと努力してくれています。彼は今、国に戻っています(イタリア?)。今日初めて会い、一緒にトレーニングし、彼のコンディションを把握することになるでしょう。彼は最近もずっとプレーしているので、すぐフィットできるはずです」

 また指揮官は次のように、冨安の起用法についても語っている。

「彼にとても好印象を受けたのが、獲得に至った理由です。冨安は4バックのどのポジションでもプレーできる能力を持っています。4バックと3バックの両方をこなしてきました。 右サイドバックで高い能力を発揮してきた選手。長い間追いかけてきましたが、このチームにはなかったクオリティをもたらしてくれるはずです」

 しかし、どうやら9日のトレーニングには参加できていなかったようである。

 とはいえアーセナルは現在リーグ3連敗中で最下位に沈んでいる。加えて守備陣では、セアド・コラシナツがまだ離脱中で、指揮官は「私たちが抱えている問題のひとつ」と苦悩を打ち明けている。また、ボランチのグラニト・ジャカも新型コロナウイルスに感染。「週末には合流できる見込みだ」ということだが、コンディションは読めない。

 何よりこの連敗を阻止しなければ、指揮官の去就にも影響しかねない。冨安はまさに救世主として期待される。

「全員が揃うことをとても楽しみにしています。言い訳はしたくありません。シーズン最初は、ケガや病気もあって、難しい試合が続きました。今はリセットし、全員が調子を取り戻してきています。試合に勝つこと、それが私たちのすべきことです」

 必勝を期すアルテタ監督。果たして冨安は間に合い、アーセナルデビューはあるのか!?

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[文:サカノワ編集グループ]

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