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「まるで日本刀」三笘薫をベルギーメディア絶賛。ユニオン初ゴール!“未遂弾”もインパクト大

三笘薫。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

カップ戦、左足でねじ込む。

[ベルギー杯 5回戦] ユニオン 7-0 レブベーケ/2021年9月21日20:30(日本時間22日3:30)/スタッド・ジョゼフ・マリアン

 ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズの東京オリンピック日本代表FW三笘薫がベルギーカップ5回戦のFCレブベーケ戦で公式戦初めて先発出場し、ベルギーでの初ゴールを記録した。チームは5部相当の相手に7-0で勝利を収めた。

 スコアレスで迎えた開始16分だった。チームが左サイドから崩したあと、中央にいた三笘が左足を振り抜きゴールネットを揺らす! 力でねじ伏せるような一発で、均衡を破ってみせた。

 また、その前には、三笘が持ち味である相手をいなしていくドリブル突破から左サイドを完璧に打開。そのシュートがゴールに向かったが……これを押し込んだ味方選手のオフサイドで取り消されてしまった。ただ記録には残らなかったものの、インパクト十分な圧巻のドリブルだった。

 地元メディアの『BRUZZ』はこの24歳の日本人ドリブラーのパフォーマンスについて、「三笘はまるで日本刀のように東フランダースのチームのディフェンス陣を切り裂いていった」と賞賛している。ただ、もっとゴールできたはずだとも一言添えている。

 三笘が自らの「武器」を示し、そして評価されたことで、次はリーグ戦初ゴールも期待される。

 三笘は東京五輪のあと、川崎フロンターレからイングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCへの完全移籍が決定。ヨーロッパの環境などに慣れるため、1年目はベルギー1部リーグのロイヤルに期限付き移籍された。

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[文:サカノワ編集グループ]

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