「ご飯を食べよう」内田篤人が次世代へ“世界基準”の条件を語る
アーセナルの冨安健洋。(Photo by Ryan Pierse/Getty Images)
DAZNのコンテンツにて。冨安健洋のアーセナルデビューを解析、今後を展望。
元日本代表で鹿島アントラーズとシャルケ04で活躍した内田篤人氏がこのほど、DAZNの「内田篤人のFOOTBALL TIME」で、アーセナルFCでプレアミアリーグデビューを果たした日本代表DF冨安健洋のパフォーマンスについて、様々な角度から検証するとともに今後のテーマなどについて語った。
クリスチアーノ・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドに復帰し、ロメル・ルカクがインテル・ミラノからチェルシーFCへ、そしてジェイドン・サンチョがボルシア・ドルトムントからマン・Uに加入。超一流のタレントがイングランドに集結するなか、冨安もアーセナルの一員に。するとさっそく2試合連続でスタメン起用され2連勝に貢献した。
レベルの高い欧州主要リーグの中でもプレミア一強時代が続き、内田氏は「バケモノばかりが揃う」と唸る。では、日本人選手がそうした一線のアタッカー陣に対抗するためには?
その問いに、内田氏は次のように答えた。
「ポジションにもよりますが、センターバックはそれに引きずられているようでは話にならない。だから190センチぐらいはほしい。185センチ以下は、サイドバックやボランチに行かせようかと思われてしまうレベル。その強さに対抗できる体がほしい」
発表されているデータでは、冨安が188センチ、吉田が189センチ。「あのぐらいでギリ。吉田は自分で、それでも小さいほうかな、デカイほうではないと言っていた」と、内田氏は語っている。
そして、こう一言つぶやいた。
「ご飯食べようね、日本のセンターバックのみんなは。あそこ(プレミアリーグなど)に行くためには。魚も食べよう」
まさにアスリートの原点の原点。“たくさん食べる”ことを、新世代の選手たちにも推奨していた。
コンテンツの中では、冨安のデビュー戦を追いながらのプレー解析、「圧倒的な力でレギュラーを掴んでほしい」などエールを送っている。さらに内田自身のクリロナとの対戦の記憶、海外日本人選手のパフォーマンスチェックなどを行っている。
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[文:サカノワ編集グループ]