久保、南野に影響?アセンシオにリバプール移籍報道。レアル・マドリードで“余剰戦力”に
東京五輪準決勝の日本戦でゴールを決めたスペイン代表のアセンシオ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
アーセナルの正式オファーは拒否される。
スペインメディア『ABC』はこのほど、イングランド・プレミアリーグのリバプールFCがスペイン1部レアル・マドリードのスペイン代表MFマルコ・アセンシオの獲得に向けて「その関心がピークに達している」と報じた。
東京オリンピックのスペイン代表にオーバーエイジとして参戦し銀メダル獲得に貢献した25歳のレフティだが、所属先のレアル・マドリードでは、レギュラーポジションを奪えずにいる。
ウイングが主戦場ではあったが、マドリードではインサイドハーフとしてもプレー。しかし、ルカ・モドリッチ、トニ・クロース、カゼミーロ、エドゥアルド・カマヴィンガ、フェデリコ・バルベルデとタレントが豊富であり、そこを割って入るのは難しい状況であると同メディアは伝える。
そして1-2で敗れたUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のシェリフ・ティラスポリ戦ではベンチ入りしたものの、出場機会を得られず。カルロ・アンチェロッティ監督のその起用法が、放出をさらに加速させそうだという。
アセンシオは2023年6月までレアル・マドリードと契約を結んでいる。この夏にはアーセナルから正式オファーが届いたものの拒否している。まだ1シーズン半あり、移籍金もそれなりの額が必要になる。
そうしたなか、リバプールのユルゲン・クロップ監督は、アセンシオの能力を高く評価。リバプールのアセンシオへの関心は現在、「ピーク」に達しているということだ。
確かに戦力的にも3トップの控え、さらにはレギュラーをも窺うことのできるタレントになり得ると言える。
ヒザの大ケガから復活を遂げ、東京五輪準決勝・日本戦での鮮烈のゴールは記憶に新しい。プレーの幅も広げてきている。レアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中の久保建英、リバプールの南野拓実にも確実に影響してくる気になる噂だ。
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[文:サカノワ編集グループ]