開催危機!?中国がU-23アジア杯予選の出場辞退

日本は26日カンボジア、28日香港とJヴィレッジで対戦予定。

　中国サッカー協会（CFA）は10月11日、U-22中国代表が参戦予定だったAFC・Ｕ－23アジアカップ予選への出場を辞退すると発表した。同国SNSの公式アカウントで明らかにしている。

　CFAによると、新型コロナウイルスの検疫と予防・管理の問題、また飛行機での移動制限がかかっているため。アレクサンダー・ヤンゴビッチ監督のもと、これからもトレーニングを続けて、杭州アジア大会に備えるそうだ。

　同予選、中国はグループＧでオーストラリア、インドネシア、ブルネイと同組だった。また開催地は当初10月23日から31日までインドネシアでのセントラル方式が予定されていたが、同地域の新型コロナウイルスの流行に伴い、タジキスタンに変更されていた。

　この予選については、これまでにも北朝鮮の出場辞退により、一部再抽選が実施されていた。また開催地も当初は中国で予定されていたが、ウズベキスタンに変更されている。

　一方、日本は香港、カンボジアと同組。Ｊヴィレッジにて、10月26日にカンボジア代表、28日に香港代表と対戦する。U-22日本代表が結成され、パリ五輪世代も数多く招集されている。

　一難去ってまた一難……。今回も北朝鮮に続く中国の離脱により、もしもさらに追随する国が出てくるようであれば、開催自体が問われる可能性も出てきそうだ。

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[文：サカノワ編集グループ]