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【浦和】西大伍が約3か月ぶり先発「鹿島のほうが良かった」。安西幸輝の語った対策とは?

浦和の西大伍。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「大伍くんに僕らの陣地でボールを動かされると面倒くさかったので――」

[J1 35節]  鹿島 1-0 浦和/2021年11月7日14:03/カシマサッカースタジアム

 勝点59で並ぶACL(アジアチャンピオンズリーグ)出場権を懸けた上位対決、浦和レッズは鹿島アントラーズに0-1で敗れた。古巣相手に右サイドバックとして、約3か月ぶりの先発出場を果たした西大伍は「鹿島のほうが良かったですね。やりたいことが、あまりできなかったと思います」と唇を噛んだ。

 西のリーグ戦での先発は8月14日のホームでのサガン鳥栖戦(〇2-1)以来。コンディション不良などあったが、次第に調子を上げるなかルヴァンカップ準々決勝・川崎フロンターレとの第2戦(△2-2)での起死回生弾など改めて存在感を示し、この日、負傷の日本代表DF酒井宏樹に代わり右サイドバックに入った。

 西にとっては2011年から18年までプロキャリア最長8シーズンプレーし、6つの主要タイトルをもたらした古巣相手でもある。ただ「大伍くんに僕らの陣地でボールを動かされると面倒くさかったので、ガンガン上がって出させないようにして上手く押し込めました」と対峙した安西幸輝に対策を練られ、その思い切ったFWのような高い位置取りに苦心した。

 そのため、西が敵陣のハーフスペースなどギャップを突いて、相手を混乱させる――。そのような浦和の狙いとする攻撃を一度もできなかった。

「鹿島のほうが良かったですね。やりたいことが、あまりできなかったと思います」

 西は試合後、そのように振り返った。

「強くプレッシャーをかけて来るのは分かっていましたが、立ち上がりにそこで何回か引っかかってしまって、ちょっと怖がってしまったかなと思います。(どうすれば良かったと思うか?)怖がらないで顔を出すことは最低限やらなければいけないと思います」

 最近は対策を練られ、リーグ戦では5試合で1勝しか収められずにいる。パワーを重視されると苦戦を強いられ、「こうした試合になった時、まだまだ足りない部分は多いかなと思います」と課題を挙げた。

 リーグ戦ラスト3試合、そして天皇杯――。ACL(アジアチャンピオンズリーグ)出場権獲得の可能性はまだあり、「もちろんまだ終わっていません。今年だけではなく今後につながる試合をしていきたいと思っています」と前を向いた。そして西自身も「試合にいっぱい出たいです。もうちょっと頑張ります」と、レッズへの貢献を誓った。

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[取材・文:塚越始]

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