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ベトナム代表パク・ハンソ監督の日本嫌い。松井大輔のいたFCサイゴンにも影響!?

ベトナム代表のパク ハンソ監督 (Photo by Stanley Chou/Getty Images)

新たに1年間、契約も延長。

[W杯アジア最終予選 B組] ベトナム 0-1 日本/2021年11月11日19:00(日本時間21:00)/ミーディン国立競技場

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループBの第5戦、日本代表が伊東純也のゴールでベトナム代表に1-0の勝利を収めた。

 2018年の東南アジア選手権初優勝、そして今回のW杯最終予選初出場に導くなどベトナム代表を率いる韓国人のパク・ハンソ監督は、その功績を称え、同国で英雄視されている。今シーズン、FCサイゴンでプレーした松井大輔(現・Y.S.C.C横浜フットサル)が、この試合を生配信したDAZNでゲスト解説を務め、その経験を踏まえてベトナムサッカーやパク・ハンソ監督のエピソードなどを披露した。

 サッカー界への貢献がたたえられパク・ハンソ監督の「銅像が建つのではないかという話が出ている」という“噂”も紹介された。

 一方、64歳の同指揮官がとにかく日本嫌いである話題も紹介され、「めちゃくちゃ言われました。日本の製品は使わない! と言われましたから」と言う。

 さらに、もう一つのエピソードも披露。松井の所属したFCサイゴンは「日本化」を掲げ、霜田正浩監督(現・大宮アルディージャ)、さらに松井や高崎寛之(現・ヴァンフォーレ甲府)らを招へい。しかし思うように結果を残せなかった。

 そうしたなか、FCサイゴンからベトナム代表入りを果たした選手も出た。ところが一度呼ばれたあと、再び声が掛かることはなかったそうだ。そのような影響!? も出たそうだ。

 パク・ハンソ監督は今回の試合後の記者会見で、個の能力の差がまだあり「東南アジアから出て、アジアの強豪と戦っていくためのこれもプロセスだ」と語ったという。契約も2022年2月から1年延長。当面の目標はこの最終予選での初ポイント獲得になる。

 日本は現地16日、日本時間では17日1時から、ホームの初戦で敗れたオマーン代表とマスカットで対戦する。一方、ベトナムは同日にホーム連戦で、首位サウジアラビア代表と戦う。

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[文:サカノワ編集グループ]

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