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ロサーノ監督が日本サッカーに言及。「リーグは大きく成長している」。東京五輪メキシコ代表監督として銅メダル獲得

メキシコ五輪代表でのロサーノ監督。 (Photo by Refugio Ruiz/Getty Images)

Jリーグクラブ、メキシコ復帰も選択肢!?「完全に魅了されるプロジェクトが提示されるまで待つ」

 東京オリンピックメキシコ代表を率いて銅メダルを獲得したメキシコ人のハイメ・ロサーノ監督(Jaime Lozano)がこのほど、『TVアステカ』に出演して、視聴者から寄せられた質問に答えた。その中で、噂されてきた「日本行き」についても語っている。また自身の去就については「完全に魅了されるプロジェクトが提示されるまで待ちます」と強調している。

 東京オリンピック後にメキシコ五輪代表指揮官の座を退任したロサーノ氏だが、リーガMX(メキシコ1部リーグ)の複数クラブからあった打診を断っている。そうしたなか、Jリーグクラブからのオファーも寄せられたと言われる。

 その噂を受けて、43歳の指揮官は「日本行き」について次のように真摯に答えている。

「スタジアムは美しく、人々はとても礼儀正しく、生活のクオリティも高いです。リーグは大きく成長していると思います。私がオリンピック代表監督で東京を訪れた時、そういった声はメキシコ代表から聞かれました。また私のアシスタントは日本人(西村亮太)で、彼は現地の方も知っていて、いろいろな話を聞いています。そうしたこともあって、私に興味を持ってくれているのかもしれないと思っています」

 そのように参謀役である西村氏のことを尊重したコメントをしている。

 一方、指揮するのはメキシコ国内でも国外でも可能性があり、重視するのはプロジェクトに心が揺さぶられるかどうかだと強調している。

「最終的には良いプロジェクトを求めています。それは探さないといけません。メキシコのみならず、他のリーグでも、私はとてもオープンです。何が起こるか見守りましょう。ここからいくつかのリーグは終了し、他は残り限られたトーナメントに差し掛かっていきます」

 そして打診を受ければ、それについて具体的に検討しているとも語っている。

「私は(コーチ就任を)願っていますが、最初に来たオファーが最高であればそれを選択するかもしれませんし、結局、物事をよく考えるようにしています。良い結果を得られる可能性が、どれだけあるのかを見極めるためにです」

 すでに俎上にはいくつかの選択肢がある、ということか。その中に、「日本」(Jリーグ?代表カテゴリー?)も入っているようだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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