「本当に幸せなサッカー人生でした」浦和の阿部勇樹が引退発表。16歳でデビュー、プロ24年、40歳で決断
2017年に埼スタでACL優勝を果たした際、トロフィーを掲げる浦和の阿部勇樹(22番)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
浦和でアジアを二度制覇――。
J1リーグ浦和レッズのMF阿部勇樹(ABE Yuki)が11月14日、今シーズン限りで現役引退すると発表した。現在40歳、ジェフユナイテッド市原時代に当時16歳333日というJリーグ最年少でプロデビューを果たし、そして浦和で二度のアジア制覇を成し遂げた現役唯一の男が、プロ24年目のキャリアにピリオドを打つ。
スーツ姿で記者会見に登壇した阿部はひとつ深呼吸をして、「2021シーズンを持ちまして、プロサッカー選手を引退する決意をしました」と語った。そしてファン・サポーター、スポンサー、さらにジェフユナイテッド市原・千葉、レスターシティ、浦和レッズに感謝を告げて、「本当に幸せなサッカー人生でした。本当にありがとうございました」と呼び掛けた。
今年に入り「最後の勝負の年」と自身の中で位置づけ、そして9月6日に誕生日を迎えた際に決断したという。
阿部は1981年9月6日生まれ、千葉県出身の40歳。178センチ・77キロ。
これまでのキャリアは、ジェフユナイテッド市原・千葉(当時・ジェフ千葉)― 浦和レッズ ― レスター・シティ ― 浦和レッズ。日本代表通算53試合・3得点。
今シーズンはJ1リーグ12試合・3得点、ルヴァンカップ6試合・0得点、天皇杯1試合・0得点。
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[文:サカノワ編集グループ]