邦本宜裕がポルトガル１部カーザ・ピア電撃加入。全北現代との契約解除直後に

サカノワスタッフ

2022年7月28日

慶南時代の邦本宜裕。写真：早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

83年ぶりに１部復帰を果たしたクラブとともに飛躍なるか。

　韓国Kリーグ１部の全北現代モータースとの契約解除によりフリートランスファーとなったMF邦本宜裕（KUNIMOTO Takahiro）が７月27日、ポルトガル１部カーザ・ピアACに電撃加入した。

　24歳の邦本は今月、飲酒運転によって韓国で摘発。韓国サッカー協会から暫定的に60日間の出場停止処分を受けていて、残り契約期間を考慮して、両者合意のもと契約を解除していた。

　今季K1リーグ14試合・４得点・１アシストを記録。ACL（アジアチャンピオンズリーグ）にも出場している。その能力は高く評価される邦本だが、日本でも浦和レッズユースを不祥事により退団し、その後契約したアビスパ福岡では「秩序風紀を乱す行為」により解雇されてきた。

　そうしたなかでも掴んだ今回のチャンス。今季２部リーグから83年ぶりに１部昇格を果たしたカーザ・ピアで、チームとともに飛躍を遂げることができるか。