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日本代表MF原口元気が浦和の元同僚、阿部勇樹の引退に「お疲れ様でした」。自身は明日オマーン戦、先発なるか

原口元気。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

若かりし頃の原口に阿部が――。

[W杯アジア最終予選 B組] オマーン – 日本/2021年11月16日20:00(日本時間17日1:00)/Sultan Qaboos Stadium

 日本代表の原口元気(ウニオン・ベルリン)が11月14日、浦和レッズ時代のチームメイトであった元日本代表MF阿部勇樹の今シーズン限りでの引退発表を受けて、自身のツイッター(@Haragen24)で、感謝の気持ちをつづった。

 原口は次のようにつぶやいた。

「素晴らしい選手、素晴らしい人

 素晴らしいキャリア

 お疲れ様でした」

 まだ若かりし頃の原口のトレーニング中でのふとした態度に、周囲が凍てつくことがあった。そうした時、真っ先に駆け寄って真剣な表情で向き合い諭していたのが、キャプテンでもあった阿部だった。

 そんな環境で進化を遂げた原口は、浦和の下部組織出身選手では初となる、トップチームから欧州主要リーグ(ドイツ・ブンデスリーガのヘルタ・ベルリン)への完全移籍を果たしてみせた。そして現在、もう一つの首都の1部クラブであるウニオンでプレーし、日本代表にもコンスタントに選ばれている。

 日本は明日16日(日本時間17日1:00)、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループBの第6戦、アウェーでオマーン代表と対戦する。守田英正の累積警告による出場停止により、所属先でインサイドハーフを担う原口が、先発する可能性が高まっている。

 原口は「ウニオンでは3枚ボランチのような形で右に入り、時にトップ下の位置でもプレーしています。そこらへんの使い分けが、(日本代表でも)特長になると思います。日本の皆さんはあまり僕のプレーを見られずにいると思います。個人的には面白いプレーをしていると思うので、それをここでも出せたら面白いかなと」と抱負を語っている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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