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「名実とも偉大な指導者になりつつある」村井満チェアマンが曺貴裁監督を祝福。京都、12年ぶりJ1へ導く

京都の曺貴裁監督(天皇杯より)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

2019年の処分から…「本当に大きく成長されていらっしゃると認識しています」。

 Jリーグの村井満チェアマンが11月29日、リーグ実行委員会後のオンラインによるメディア対応で、前日に12年ぶりのJ1昇格を決めた京都サンガF.C.を率いる曺貴裁監督についてコメントを求められ、深い反省と内省を経て「名実とも偉大な指導者になりつつあると実感しています」と祝福し、今後への期待を寄せた。

 京都は41節のジェフユナイテッド市原・千葉戦をスコアレスで引き分け、J2リーグ2位を確定。来季12年ぶりとなるJ1復帰を決めた。これまで昇格プレーオフなどあと一歩で敗れてきた京都だが、就任1年目の曺監督のもと、この厳しい昇格レースを勝ち抜いた。

 曺監督は湘南ベルマーレ時代の2019年のパワーハラスメント問題を受けてのリーグや日本サッカー協会からの処分、そして昨年の流通経済大学での指導を経て、今回再びプロ監督として結果を残した。そのことについてコメントを求められた村井チェアマンは、次のように語った。

「指導者として本当に大きく成長されていらっしゃると認識しています。もともと大きな悪意や意図があってと言うより、情熱余っての行き過ぎての言動等があったと指摘され、本人は深く内省し反省され、しかも流通経済大学で指導されることで、客観的に自分を見つめ直したり、Jリーグを外側から眺め直したりされました」

 そのうえで、今季の京都の戦いぶりとともに、次のように続けた。

「非常に深く内省された結果、脱皮されたと言いますか、大きく成長されたと認識しています。今回の2021シーズンの京都の戦い方を見ていても、戦術的にも選手のスピリッツも高く、また一部判定について監督として受け入れ難い判定もあったかと思いますが、非常に冷静に受け止めていて、しっかりチームを統率されたと思います。名実とも偉大な指導者になりつつあると実感しています。ぜひタイミングを見て、本人ともコミュニケーションをとって、祝福したいと思っています」

 京都の曺監督の来季続投はもちろん決定的。J1の舞台で、京都がどのような戦いを見せるのか注目される。

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[文:サカノワ編集グループ]

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