【栃木】田坂和昭監督、今季限りで退任に。コロナ禍“プレーオフなし”大きく影響
栃木の田坂和昭監督。(C)SAKANOWA 協力:栃木SC
「残り1試合、笑顔で終われるように」
J2リーグの栃木SCは12月1日、田坂和昭監督(TASAKA Kazuaki)が2021シーズンをもって退任すると発表した。
田坂監督は1971年8月3日生まれ、広島県出身、50歳。大分トリニータでのプレーオフを制してのJ1昇格など実績を残してきた。清水エスパルス監督、松本山雅FCコーチ、福島ユナイテッドFC監督を経て、2019年、栃木の監督に就任した。日本サッカー協会公認S級コーチライセンス保有。栃木では2019年20位、2020年10位、2021年14位(10勝15分16敗、勝点45 ※41節終了時点)。
まずJ1昇格プレーオフ圏内の6位以内を目標に掲げ、1年目にベースを築いたうえで戦力も新たに加えて、勝負の2年目を迎えた。しかし新型コロナウイルスの感染拡大と防止対策のため、J2の3位から6位で争われる昇格プレーオフが昨季中止、今季の実施は見送られた。そのレギュレーション変更による選手や現場のモチベーションへの影響は大きかったと言えた。
田坂監督は次のようにコメントしている。
「3年間共に戦ってくれたサポーター、スポンサーの皆さま、選手・スタッフ・関係者、全ての皆さまに感謝しています。残り1試合、笑顔で終われるように引き続き共に戦ってください。宜しくお願いいたします」
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[文:サカノワ編集グループ]