森保一監督への推薦状。鹿島MF荒木遼太郎の招集&抜擢を!サッカー日本代表、7日発表
鹿島の荒木遼太郎。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
オフ前のタイミング、来年21日のウズベキスタン戦に向けて。
日本サッカー協会(JFA)は12月7日、1月21日に予定されるキリンチャレンジカップのウズベキスタン代表戦に臨むサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のメンバーを発表する。その後のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のホーム2連戦(1月27日:中国戦、2月1日:サウジアラビア戦)を控えての強化の一環。この一戦は国内組での構成となることが予想されるため、オフを前にしたタイミングでの発表になる。
新型コロナウイルス全般、そしてオミクロン株の感染状況によっては開催が変更される可能性もある。またW杯予選は海外組が主体になると見込まれる。この一戦は、そこに食い込んでいけるメンバーの発掘が焦点になりそうだ。
Jリーグのオフ明けであり、森保一監督のもとでプレーしてきた、ある程度、実績ある選手の招集も限定的になると見られる。W杯本番をも見据え、例えばスーパーサブになり得る、伸び盛りで力のある若手・中堅にチャンスが与えられる――そんな機会になりそうだ。
そこで森保監督に推したいのが、鹿島アントラーズの荒木遼太郎だ。2021シーズン、19歳ながらリーグ10位タイの10ゴールを記録。10代での二桁ゴール達成は、94年の城彰二(当時:ジェフユナイテッド市原)以来二人目となった。
12月6日に行われたJリーグアウォーズでは、2021シーズンの「ベストヤングプレーヤー賞」を受賞した。荒木は授賞式で、「(世界を目指したいか?)まず鹿島で活躍して、世界で戦いたいです。(鹿島で学んだことは?)日頃の練習から全力で取り組み、球際の激しさも鹿島で学んできました。(2022年の目標は?)来年も2桁ゴール、さらに2桁アシストも達成したいです」と語った。
東福岡高校から加入してプロ2年目、自らをより高いレベルの争いに置くことで進化を遂げてきた。刺激を常に求めているこの男こそ、今、日本代表に求められているタレントではないだろうか。
日本の希望になり得る楽しみなスター候補生だ。招集だけでなく、日の丸を胸にピッチを駆ける姿を、ぜひ見せてもらいたい!
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[文:サカノワ編集グループ]