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【群馬】前社長が約20万円を私的飲食で不適切処理。調査委員会を立ち上げ公表に至る

ザスパクサツ群馬のエンブレム (C)SAKANOWA

すでに全額返済。「今後さらなる責任追及は行わない」

 J2リーグのザスパクサツ群馬は12月22日、前代表取締役社長が今年2月から9月にかけて約20万円の会社経費について不適切な処理を行っていたと判明したと発表した。

 クラブによると、前社長が経理担当に提出していた領収書に不審な点があり、社内外含めた用途の確認および本人への聴取で会議費について私的な飲食の事実を認めたという。その後の11月、調査委員会を立ち上げ、本人への事実関係の聴取を含めた調査を進めてきた。

 そして調査委員会から、前社長について会議費、交際費、交通費について、私的利用が認められたことから、今回、公表に至った。

 前社長はすでに会社から不適切処理を指摘された全額をクラブに返済。本人も認めて代表取締役社長を辞任していること、前社長がクラブ事業の発展的展開や職員らとのコミュニケーション作りの一環としての活動に付随し、私的利用分の経費精算を行っていたものも含まれていることなどから、今後さらなる責任追及は行わない。

 クラブの赤堀洋現・社長は次のように謝罪している。

「このような事態を招いた事を猛省するとともに、ファン、サポーターの皆様、株主、パートナーの皆様方をはじめとする多くの関係者の皆様の信頼を裏切る結果となりましたこと、加えて、皆さまへのご報告に時間を要してしまいましたことを深くお詫び申し上げます。弊クラブでは、本件を厳粛に受け止め、コンプライアンス意識の徹底、社内チェック体制の強化などを行うことで、再発防止に努めます。

 日頃よりクラブを応援頂いている皆さまにおかれましては、多大なるご心配をお掛けしましたが、今後とも変わらぬご支援・ご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」

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[文:サカノワ編集グループ]

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